2010年2月23日火曜日

SSS

1か月ほど前からこちらのスポーツストレッチに通っています。

SSS - Sport Stretching Speciality


今月のクッキングサークルの際に「パーソナルストレッチに通い
始めたのよ~」という話が何度か話題になりましたが、
その時の皆さんの反応が鋭い。

体の柔軟性ってみんなが大事だと感じてるんだなあ、って
再認識しました。

今まで、自力整体やヨガなどやってきましたが、私の腰回りの固さは
半端ではなく、どうしても自分一人でやることの限界を感じていました。
なので、プロの力を借りてみたい、ということで通い始めて1カ月。

驚くほどに姿勢が変わり、身体が変化しているのが感じられます。

筋肉とは思えない「塊感」(笑)満載だった部分が
「おっ、もしかしたら筋肉っぽくなってきた?!」という感じに。
自分だけの努力で取り組んだとしたら相当長い時間をかけて、そして
不屈の精神で取り組まなくてはならなかったであろうな、という
ことが、思いがけないスムーズさで進捗しています。


「週に1度で本当に効果があるのかな?」と思っていましたが、
普段の姿勢や歩き方なども丁寧に指導してくださるので、
毎日の動き方でこんなに違うんだ~!というのが、わかり
プロの助けを借りて良かったと、実感しています。


例えば私は台所に立つことが多く、切りものをするときなどは
長時間前かがみで、うつむいた姿勢でいました。

しかし、きちんと胸を張って、肩を巻きこまないように気をつけ、
立つ時も土踏まずに重心が来るように左右均等に力を感じる。

それを少し心がけるだけで、疲れが全然違います。


少し身体がほぐれてくると、歩くのも楽。
体の柔らかさって本当に大事だなあ、って思います。



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最近SSSの他にも、身体の手入れ系の場所にいくつか
足を運んでいます。


1つはゴルフスクール。
ゴルフが身体の手入れになる、というのは意外でしょうか。

ゴルフを生涯楽しみたい私たちにぴったりなスクールを
徒歩5分のご近所に見つけてしまったのです♪
これについてはまた後日詳しく書きます。

トリニティーゴルフアカデミー


そして、これから体験する予定なのがフェルデンクライス。
夫はすでに行ってきて、瞑想っぽくて自分たちに合ってると思う、
と言っていたので、こちらも楽しみ。


フェルデンクライス ジャパン


いろいろやってみて、自分に合ったものを見つけるのが良いですよね~♪
何事もやってみないと分かりませんものね。


「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。」
                   アルベルト・アインシュタイン

2010年2月22日月曜日

手作り点心の会♪ 今年のクラスにつきまして

例年2月に、5月から始まる「手作り点心の会♪」初級クラスの
スケジュールを発表し、募集を開始しています。

ここ数週間は今年のクラスについてのお問い合わせの
メールを送ってくださる方が多く、とてもありがたく思っています。


今年は諸般の事情により、ご案内が遅れております。


ブログにて発表する前に、今までメールにてお問い合わせ
くださいました方々や今までご参加くださいました方々には
ご案内のメールをお送りする予定でおります。

もし、ご参加を検討されていらっしゃる方がおられましたら、
HPから問い合わせいただけましたら、優先的にご案内を
させていただきます。


どうぞよろしくお願いいたします。



2010年2月18日木曜日

今月のクッキングサークル

今朝は雪。
寒い日が続きます。

今日から2月のクッキングサークル。
皆さんとお会いでき、一緒にお食事すると
心も体もあたたまりそう♪

今月のメニューは”ゴボウと豆乳のスープ”や・・・



メインはフランス産の鴨♪
そして、その鴨の油でステーキにした自然農法の大根を添えて。



ソースは無花果酢とゆずジャムです。


そのほか数品(^^♪


一緒に楽しくいただきましょう~


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最近になってやっとわかったんですが、
私は今どうも冬眠モードらしい(笑)。

家でずっと寝ている、というわけではなくて、
新しいことを考えるのが非常に骨が折れるんです。

きっと春になったら自然と心も身体も活動するんだろうなあ。

・・・・と、もうすぐ芽吹きそうな街の植物たちをみながら
ぼーっと考えています。



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2010年2月17日水曜日

想い出のレストラン 最終日

私が生まれ育った赤坂は、今でこそファッショナブルな
場所ですが、私の子供のころは消防車すら入れないような
小さな路地もありました。

今、アークヒルズになった場所はそんなところでした。

私が10歳の時、サントリーホールや全日空ホテル、
アーク森ビルなどが立ち並び、それまで日曜日は
シーンとしていた我が家のまわりを、土日に人が
たくさん歩くようになりました。


ホテルでお茶とケーキを愉しむのが時々の楽しみで、
夏の夜に夕涼みがてら母と二人で出かけることもよく
ありました。

そして、13年前、私たち夫婦はは全日空ホテルのフレンチ
レストランで結婚式前の昼食会を、そして、式後に
イタリアンレストランでティーパーティーをしたのでした。


全日空ホテルは現在インターコンチに変わりましたが、
その頃から働いていらっしゃる方たちは少しづつ出世して、
ホテル内のレストランのマネージャーというお立場に
なったりしています。


2月14日、ホテルのメインダイニングだった”イタロ・プロバンス”
が閉店し、新たにピエールガルニエールとして生まれ変わることと
なりました。

イタロプロバンスの前身だった「Rose Room」のころからお世話
になった私たち。なんだかとても感慨深いものがあります。


これから、どのように生まれ変わるのか。
とても楽しみです。


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2月14日の昼、私たちはサントリー美術館に行こうと思い、
六本木で食事をするつもりでした。何気なく夫が
「イタロプロバンス行こうよ」と言いだし、じゃあ・・・
とたまたまHPをみると、なんとそこには「2月14日を
もちまして・・」の文字。

びっくりして、ランチに間に合わないかと電話するも、
もちろん空席はなし。仕方ないので「マネージャーの
〇さんにお世話になりましたとお伝えください」と伝言。


30分後ぐらい、ちょうど六本木についたころに
携帯がなりました。「ちょうどお気に入りの席が空いたので
いかがかと思いまして」とマネージャーさんから♪

「今からすぐ伺います!」と返事をして急行。

そんなこんなで最後の日のランチに間に合うことが
出来たのでした。


美味しいランチを食べながらさまざまなことを思い出し、
とても感慨深い時間をすごしました。


イタロプロバンスがオープンした2004年6月は、私たちが
当時住んでいた上海から初めて一時帰国をし、全日空ホテルに
ステイした時。


上海での戦いのような日々(笑)から離れ、本当に心から
寛げる、ホッとできる日々を過ごした時でした。

以来、一時帰国の際は必ずこのホテルにステイし、
食事を愉しむのが恒例となりました。
東京に帰ってきて、ホッとできる場。
それがここでした。


そんな想い出の場所がまたひとつ新しい形に
生まれ変わる。


生まれては、消え去る。
生まれては、消え去る。


全ては移り変わるもの、なのだなあ、と改めて実感しました。


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手作り点心の会♪ エッグタルト

昨日メールでご案内させていただきましたが、
以下の日程で手作り点心の会♪エッグタルト編を開催します。


今回は、大変申し訳ございませんが、
手作り点心の会♪初級を終えられた方を
対象とさせていただきます。
ご了承くださいませ。


おいしいエッグタルト&黒糖バナナタルト一緒に
作りましょう~(*^_^*)









*3月5日(金)午前10時半~ 定員となりまし
*3月7日(日)午前10時半~ 定員となりました
       午後4時半~ 定員となりました

費用:6,000円
 (リピート参加の方は5,000円となります)


お昼は美味しい坦々麺でーす。
お楽しみに♪

2010年2月16日火曜日

Kiva

以前もブログに書いたことがありますが、
5年前に瞑想を始めて以来、「寄付」という習慣を
実行していこうとはじめたのが"Kiva"という団体を通して
ローンをすることでした。


主に発展途上国で、自らのビジネスを立ち上げたり
営業していくに際して必要なお金を、個人が貸し付ける
という「マイクロファイナンス」という仕組みを提供
してくれるのが"Kiva"です。

ですから、私たちがやっているのは「寄付」ではなくて、
「無利子でローンを提供している」というのが適切な表現です。



"Kiva"(英語のみ)


最近kiva Japanというkivaの活動を日本に普及させるための
団体のHPを発見しました♪

"kiva Japan" (日本語サイト)



私たちは今まで、40人のさまざまな職業の人たちにローンを
してきました。カンボジアで農業に勤しむ人、ウクライナで
屋台をしていて将来は食堂を開くべくがんばっている人、
ウガンダで洋服をつくる女性グループなどなど。

一口は25ドルで、本人の希望の額に達するまで、世界中の
さまざまな人たちが「私はひと口」、「私はふた口」といった
感じで登録をしていきます。決済はPaypal。とても便利です。

まれに返済できない可能性もあるようですが、今のところ
私たちのローンは100%返済されています。無事に還って来た
ローンをまた必要な方にローンし・・・・というのを繰り返しています。


ローンを受けた方たちが、日々、働いた中から返済するのは、
容易ではないかもしれません。でもこうしてローンしたお金が
返ってくることに感動を覚えると共に、少しでも営業の助けに
なったのかもしれないと思うと、私たちも嬉しい気持ちになります。


お金って、こうしてチャレンジを応援出来たり、
離れたところでも助ける気持ちを表現出来たり。

循環することが大事なんですよね。

これもエネルギーと一緒、流れが滞るのは良くないのだな、
と思います。


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私は子供のころの経験から、「おかね」に対して
ネガティブな気持ちが拭いきれません。その気持ちと
対峙することの大切さをひしひしと感じます。


だからこそ、こういう幸せな気持ちになれる体験が
私にとってとても大切なんです。

私の気持ちが届きますように。
感謝の気持ちが伝わりますように。

こういう貴重な機会を作ってくれるkivaへの
ありがとうの気持ちも忘れずに♪







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2010年2月15日月曜日

自分を知る、ということ

2月8日のブログで「魔法」のことを書きました。

表層の意識だけでなく、潜在意識から「確信」していること、
それが「魔法」という内容です。

じゃあ例えば、毎日意識して「私は出来る!」と
つぶやけば良いか?

この点について私はものすごく抵抗があります。
違和感があります。

なぜか?

そりゃあそうです、自分の潜在意識で「出来ない」と思っている
ことを表層意識だけの操作で「出来る」ってつぶやいたって、
違和感を感じない筈がないからです。


意識をすることが無駄な事かと言えばそうではないです。
強い意志を持って努力すること自体が、徳を高めます。
でも、それは根本的な解決にはなりません。

意識できるのは氷山の一角で、
自分という人間のもつ性質、エゴは、その下に
巨大な塊として存在しているからです。


ポジティブシンキング、とか、プラス思考、とか
言うけれど、それは私の違和感を増幅させるだけで、
上っ面で言っている言葉や行っている行動と、
私の潜在意識がの葛藤をもっともっと激しくする
だけです。それは大きな違和感となります。

違和感を感じたままそれでも無理やり心を統御
しようとすれば心にも身体にも相当な無理がかかる
でしょう。魂と表層意識の葛藤です。


これが病気の根本原因だと思います。


本や雑誌、インターネットからはものすごい量の情報
が溢れ、常にテレビや何かから音が流れ、携帯電話が
あれがいつでもどこでも人との連絡が途絶えない。


こういう環境の中で「本来の自分」なんてことに
ゆっくり向き合う機会なんてそうは簡単には持てません。

自分が違和感を感じていることにすら気がつかなくなる。
自分が実は何を求めているのかにも気が付けなくなる。
他人の価値観や、常識と言われるような考え方に
染まってしまって、本当の自分なんてわからなくなります。



「違和感」はとても大事です。自分が感じた「違和感」
に自信を持つことが大事です。なぜなら自分の、その感覚だけが
自分にとっての「真実」だからです。


なぜこんなことを書いているかと言えば、
実は最近、私はこの「違和感」に溢れているからです。
何かに気がつくためのメッセージです。
冷静に、平和にこのメッセージと向き合いたいと思います。



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「違和感」を感じとれるようになるための訓練が
「瞑想」です。(もちろんそれだけではないですけど♪)

瞑想と一口で言っても様々ですが、
私が実践している日本ヴィパッサナ―協会で教えられる
ヴィパッサナー瞑想は常に身体の感覚とともに働く、という
訓練です。


自分の身体におこるさまざまな身体感覚-時には大きく
はっきりした感覚、時にはほんの些細な感覚、
時には嫌~な感覚、時にはとても心地よい感覚-
それをはっきり認識できるようになる訓練を日々続けます。


10日間のコースでは、コースの間一切しゃべらず、
読まず、人と目を合わせず(先生やお手伝いをしてくださる方
は別)、人と接触をせず、携帯電話もなければ、新聞もない、
という全く情報が入ってっこない状況で、一日10時間の
瞑想をします。


自分と向き合う。それをするためだけの時間です。


それに集中するための環境が整えられ、美味しい
菜食の食事や、暖かい布団、が無料で提供されます。
準備・運営をしてくださる方はみなさん奉仕。
瞑想を教えてくださる先生方も一切報酬は受け取られません。


私はこの瞑想法に出会えたことをとても幸せに思っています。


意識すること、も大切。
意識出来ない潜在意識と出会うためにあるがままにいることも
大切。

やはりバランスなのですね。


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2010年2月11日木曜日

石 -パワーストーン-

昨年、クッキングサークルのメンバーの方から教えていただいた
「石」のお店。ナムー。

"namu-"

最初は「ふ~ん」という感じで、そんなに「すぐに行かなきゃ!」
という感じではなかったんですが、いきなり、ある日突然、
「今日行きたい!」という日が参りまして、足を運びました。


以来、数か月に一遍伺っては、お役目終わった石を
交換したり、新たな石を選んで、今の自分のサポートを
してもらっています。


ここ数週間、お友達をご案内しつつ、訪れることが
続きました。

驚くのは、本当に、一人ひとり全く違うものを
選ぶ、ということ。しかも石のもつ意味を照らし合わせると
びっくりするほどぴったりなものを手に取るのです。


不思議な話で、私もどうしてかわからないけど、
なんだか良いように感じてます。
助けてもらってる、という感じがします。



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中目黒は新婚当時住んだ場所。
6畳と3畳の小さな部屋で、全てが手の届く場所に
ありました。リモコンいらず(笑)。

当時お世話になった不動産屋さんに
「こういう部屋からスタートして、少しづつ広げていけば
良いんだよ」と言われました。ホントにそうだなあ、って
今思います。

その時に比べたら随分持ち物が増えたなあ。

またスーツケース数個で済む引越をしてみたいな。

2010年2月10日水曜日

チョコレート ばんざい♪





お菓子作りのプロ級の腕を持つ、クッキングサークルの
メンバーのお友達のお宅で、一緒にチョコレート作りを
させていただきました。

チョコレート大好き♪な私は、「チョコレートは出来たてが
一番よ!」という彼女の言葉に胸躍らせて出かけました。


チョコレートは繊細な作業が要求されるということは聞き
かじってはいたので、少し緊張。でも、頼りになるお友達に
おんぶにだっこ状態で、↑のような作品が完成!

夢のようなチョコレートの世界を体験することが出来ました。


日に2度3度と食べる「食事」と違って、お菓子は基本的に
オプショナル、な存在。贅沢で、ゆとりの心持をもたらして
くれます。

一緒に作業をしながら「心のゆとり」を改めて思いなおし
ました。


スペインに行って目にした光景の中ではチョコレートは、
朝のバールやカフェで「ホットチョコレート&チュロス」
という形で日々の暮らしの中に存在していました。


一方、今回作ったようなチョコレートはあまりに優雅で、
あまりに幻想的で、現実とは別の次元にあるような、そんな
空間を感じさせるものです。フランスというお国柄を否応なしに
思います。


どちらもチョコレート。
でも、全く違う世界が繰り広げられている。
そのことに「目からうろこ」な感じがしました。


今の時期、街中にはチョコレートがわんさかあふれています。
お金を出せば手に入ります。
チョコレートを日常のものとして飲む、食べる。
嬉しいし、手軽だし、それも楽しみ方の一つです。


でも。


今後、1年に一度は、このバレンタインで街中が盛り上がる時期、
敢えて、是非、ゆっくりと丁寧にチョコレートを作り愉しみたい、
と、心から思いました。


普段テンポが速い私だからこそ、この時の流れが止まったような
ゆとりを改めて大事にしたいと思うのでしょう。



出来たてのチョコレートのおいしさは言うまでもありません。
いくら食べても、す~っと身体の中に染みいっていく。
重さも、嫌な感覚も何もない。
ただただ、安らぎの時間を彩ってくれます。


一粒、一粒、大切にいただきます♪


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子供のころからチョコレートが大好きだった私。

10年ぐらい前にベルギーを訪れた時、そのおいしさに
衝撃を受けました。今回作ったチョコレートと同じように、
重さも、嫌な感覚も全く受けない。ただただ、スーッと
身体に入っていく。幸せ感と共に。


以来、ジャンクなチョコレートは食べないと心に誓ったものでした。


2年前にバイヨンヌを訪れた時も、ホットチョコレートを飲みながら、
「ポリフェノールたっぷり~♪」と、なんだか飲んだ後に元気になる
感覚がありました。










質の良いものはいつでも間違えないおいしさを提供してくれますが、
その上に大事なのはやはり「出来たて」ということ。いくら高級
チョコ屋さんでも、時間が経っているものは間違いなく酸化した
油の味がします。


酸化した食べ物ほど身体に悪いものはない。
クッキングサークルでもこの「酸化」については繰り返し
繰り返し話をしています。


新鮮であることがどれほど貴重であるか。
チョコレートで、改めてそれを実感しました。


フレッシュな日々を送りたいです♪

2010年2月9日火曜日

ヴィパッサナー瞑想

3月に瞑想コースに参加することにしました。

今回は、ブッダが、この瞑想法について順序立てて説明をした
テキスト、「サティパッターナスッタ」を読み、その講義を聴く
という時間がある10日間のコース。

夫と一緒に参加します。

私にとって1年に一度のペースでコースに参加することは
とても大事なこととなり、初めて10日間座ったインドでの
2005年のコース以来、5年目となりました。


ヴィパッサナ瞑想に出会えたことは、本当に幸運だったと思います。
上海での心乱される経験がなければ、この瞑想のもたらしてくれる
「心の静寂」「内なる平和」を実感することはなかったでしょう。

もちろん、まだまだそれらが常に実感できるわけではありませんが。



日本ヴィパッサナー協会のHPにこの瞑想法についてとてもわかりやすく
話されたビデオがリンクされています。

英語のみなのですが、英語OKの方には是非見ていただきたいと思います。


誰もがうなずけること、同意できること、それが真実。
それはとてもシンプルです。

一人ひとりの心が内なる平和に満たされた時、
初めて自分の周りの世界が平和になる。
そのために自分が出来ること、それがこの技だと語られます。


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先日、このブログで記事にした「サレンダードワイフ」という本。



あまりにも多くの方に反響を頂いて、すごくびっくりしました。

みんな、身近な人と幸せに楽しく笑顔で過ごしたいと思ってるんだな、
って感じました。


自分の心に静寂が、平和があればこそ、
一緒にいる人たちと、その安らぎを分かち合える。

一緒にいる人のために、仲間のために、そして多くの
人のために今自分が出来ること。
それは自分自身の中に内なる平和を保つこと。


それ以外に、他に、方法はない。

2010年2月8日月曜日

魔法

ここ数年、良く夫に「ひろこは魔女になって来た」と言われます。
怪しい~、とか、不気味~、という意味ではないようですが(笑)、
自分でも薄々そうなりたい、という自覚があるのを認めつつ、
でも一体魔女ってなんだ?って思ってました。


私が今のように食事や自然療法、補完療法などに
傾倒した大きなきっかけは母が亡くなった時でした。
「病気」ということに大きく関心を持ち、それに対して
の「対策」として、食事であったり、自然療法だったり、
そのた「体」の手入れ、ということに惹きこまれて行きました。

以来12年が経ちました。

長い間、私は「健康(裏を返せば病気)」という状態に対し
そこはかとない拘りを持って生きてきました。
去年の瞑想コースで座っている時に、その事実に出会いました。
私の身体の中には不健康への嫌悪、恐怖、健康への執着が
はびこっていました。


自分の中にこの思いがある限り、私はこのこだわりから
解放されない=私の心と体はいつまでも「病気になりたいくない」
という嫌悪から離れられないのだということをしりました。


「あらゆる事象は心の反映である
したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ
たいがいのことは成就する」


京セラの名誉会長稲盛和夫さんの言葉です。


自分の心がそのまま自分の見ている世界を作っている、
というのは最近良く耳にする言葉で、ごく最近になって
やっとそれが本当だと思えるようになりました。

たとえば「病気になりたくない」とか「健康に暮らせますように」
と思っている、ということは、「自分が病気になることが
確実に起こることである」ということを信じている、
確信している、ということです。


私の中には今まで自分が病気になる、苦しむ、という
確信があったんですね。
でも、最近、なぜか自然とそのことについて考えることが
少なくなりました。

自分が母や父のように病気を患って死ぬこと
が想像しずらくなりました。

私の世界からその「確信」が少しづつはげ落ちてきています。


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先日、友人に教えてもらった本屋さんに行きました。

BOOK CLUB KAI Spiritual bookstore

私の大好きなジャンルの本がたーくさんあるところで、
3時間以上もいろんな本を手にとって、すごく楽しい時間を
過ごしてきました。

ロンドンに、チャールズ皇太子が設立した自然療法を集めた
クリニック「Hale Clinic」という場所があり、
その地下に自然療法、スピリチュアルなどの本を集めた
本屋さんがあります。ロンドンに住んでいた時、私はその本屋さんに
行くのが大好きで、今でも旅行でロンドンに行くと必ず行きます。

なので、東京にこんな素敵な場所があったとは!と本当に
嬉しくなりました。

その中で私が手に取った本。



今、まだ読んでる最中ですが、なるほど~と思うことがたくさん。

一番首を縦に振りながら読んだのは、自分のなかの「え~っ、できないよ」
という思いこみ(限界)を捨て、肯定的な「確信」に満ちた状態が
「魔法」だ、という内容です。

意識の上だけでなく、心の奥底から、それこそ潜在意識から
「出来る」ということを「確信している」状態。
その状態なら何一つ出来ないことはない、ということ。

自分で自分に定めている「限界」という枠を
とっぱらうこと。
そのためには自分で自分を限りなく信じること。

この本を読んでいると、そうなりたい、と
心がワクワクしてきます。


去年の瞑想コースで、私が自分の中に潜む「病気」への
深い深い嫌悪、恐怖、に出会ったのは8日目のことでした。
普段の浅い瞑想ではそんなところには到達できない。
潜在意識に達する心まで心を静めて、やっとその嫌悪と
対面することが出来ました。


自分の心を静かに冷静に見つめるってこういうことか、
その大切さがやっとわかりました。


自分にがっしりはめている足枷を
自分の力で外す。
いや、足枷を嵌められている思っているのは
ただの思いこみなのですから。
その思い込みを外して自由に、自由になりましょう。


それが魔法なんだなあ~♪


「ここまでしかできないといった頑固な固定観念を持っていると、
壁を破り、一線を越えて成功に至ることが出来なくなります。
その壁をついに突破したという自負と自信により、
より粘り強い性格が形成され、
その粘り強さがさらに大きな成功へと導いてくれるのです。」

京セラ名誉会長 稲盛和夫氏のことば




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2010年2月6日土曜日

白湯

ロンドンでホリスティック栄養学について勉強していた頃、
「水を飲むこと」がすごく大事と言われ、寒い中、せっせと
水をたくさん飲み、身体は冷え冷え。


もともと身体が冷えていたから水を飲むのが苦手だったのだと
思うのですが、それに輪をかけて体調を崩しました。
その時の苦い記憶があり水にはちょっと敏感。


それでも「美味しいな~」と思えるお水。
それは「白湯」です。
10分ぐらいぐつぐつ沸騰させたお湯を飲むと、
まろやかで美味しい♪

浄水器を通った水でも、どうしても身体に入っていかない
感覚をもっていたのですが、白湯はじんわり染み入っていく。

私は基本的に朝は食べないので、午前中は白湯や
毒だみ茶、山の晩茶などを飲んでいます。


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一時期、全くカフェインを摂らない生活をしていました。
その頃は、たまたまお客さまと一緒に緑茶や紅茶などをとると、
一晩中笑いが止まらないぐらい相当面白い状態になってました(笑)。

今は中国茶も飲むし、コーヒーも飲みますのでその心配はありませんが、
カフェインおそるべし!という記憶は今でもあります。

淹れたての珈琲の香りは本当に良いですよね。

食品すべてに言えることですが「酸化」は大敵。
珈琲豆も同じです。
なので、煎りたて、挽きたて、淹れたてが良い。

我が家はそこまで珈琲を飲むわけではなく、ホントに
家で飲むのは1カ月に1回か、そのぐらい。
なので、煎りたて、挽きたての豆を買ってきても
無駄にしてしまいます。

そこで、最近常備しているのがこれ♪



一杯分づつ遮光袋に入っていて、挽きたての香りが楽しめる。
そして、フィルターも入ってるので、道具がない我が家でも
美味しい珈琲が楽しめます。


昨日、家で寛ぐのに珈琲が飲みたくなり、
白湯を作ると同じように10分沸かしたお湯で淹れてみました。

まろやかで、なんと美味しいのでしょう~♪

やっぱり一つ一つに気持ちを込めて用意したものは
一味も二味も違うのだなあ・・・・

こういうの、良いですよね。

2010年2月5日金曜日

老子 -Tao-

老子の教え「道教-Tao-」について、筆者の解釈や、感じたところを
書いてある本を読みました。






孔子、孟子、老子、荘子・・・など、全く分からない世界でしたが、
私の中でなんとなくこんなフィーリングがありました。

誤解を恐れずに言うとすれば、中国に住んでいたときに感じた
なんだか”きちっとした”、”枠に定義されたような”感じが
儒教。=孔子、孟子の世界。

一方、広がりがあって、自由で、おおらかな感じを受けていたのが
道教。=老子、荘子の世界。

占星術を勉強し始めて、何の気なしに書店の入り口にあった
この本を手にとり、購入。道教が宇宙の普遍不滅の真理を
語っているものだということをやっと知りました。


どう考えても、最近の私のテーマは宇宙・・・怪しい(汗)。

道徳的なこと、現実的な世界、地に足付いている感じが自分にとって
とても大事だった私にとって、この展開は面白くて仕方があり
ません。


物事なんでも相関的であるように、道教の教えの
「太極」的思想にあるように、どちらが良いとか、悪いとか、
ということではなく、いままで一つの方面に傾いていた見方が
少し広がりを持ってきた、ということのよう。


外から入ってくるこのような思想や情報とともに、
内なる自分の声を聞くことを忘れずに
この面白い毎日を過ごしていきたいと思います。


3月に瞑想コース行くことにしました。
年に一度の大事な時間。
しっかりと自分と向き合ってきたいと思います。

2010年2月4日木曜日

節分

今日は立春。
新しい一年の始まりです。
(note:立春の瞬間は2月3日22:47だったそうです)

ということで昨日は節分祭。
神道に詳しい方に東京大神宮にお連れ頂き、
参拝、祈祷したあと、歳男・歳女による豆まき行事に
参加してきました。


占星術を勉強し始めてからめきめきと興味が湧き始めた
日本の神話や神様のこと。いままでもお祓いしてもらったり、
伊勢神宮にいったり、とぼちぼち興味はありましたが、
神社という場所に行ったときの清々しさが殊に好ましく
感じられるようになりました。


昨日は祈祷の場にご一緒させていただき、
お祓いを受けましたが、頭を下げて大幣(おおぬさ)を振ってもらうとき、
なんだか頭頂部にビンビンと感覚を感じ不思議でした。
心なしかすっきりな感じ。



豆まきの時間は、結構激しくて(笑)、
人ごみに揉まれて唖然としていた私でしたが、
お豆の袋を一つゲット出来て、家に帰ってから
夫と2人で食べました♪


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神社に行った時の感覚は「清々しい気持ちになる」
という表現がぴったりくるな~と思っているのですが、
この「清々しい」と、我が家の近所の「須賀神社」には
関係があることを古事記の物語から知ることが出来、
「なるほど~」という気持ちになりました。


四谷須賀神社のHPによると
「社名の須賀とは須佐之男命(スサノオノミコト)が出雲の国の
簸(ひる)の川上に、八俣の大蛇を討ち平らげ拾い
『吾れ此の地に来たりて心須賀、須賀し』と宣と給いて宮居を
占め給いし故事に基づき名づけられた名称です」とのこと。


清々しい場所というのは心と身体にとても良いのだろうな~
家が気持ちよく清々しいのが大事というのもとてもわかります。


自分のために、快適な空間を保つこと。
全ての基本は「掃除」ですね。

もともと大の苦手なので、精進しなくてはなりません。
今年の目標にしたいと思います。



大正時代に児童向けに書かれた、物語風にアレンジされた古事記。
2003年に復刻版がでたそうです。




初めて親しむには良いですよ~。

2010年2月3日水曜日

アーユルベーダの本

補完療法や自然療法が好きな私。
昨日の記事にも書いたとおり、アーユルベーダの考え方も
とても興味があります。

もちろんアーユルベーダは立派な”医学”なので、
そう簡単に理解できるものではありません。

しかし、本を読んだりして、その中から自分が納得して
生活にとりいれられる知恵を拝借するのは楽しくできます。

インド、ケララ州のアーユルベーダの病院にいる間、
先生がお話してくださったのは、

「アーユルベーダ、というと現在は医療的側面のみが
とり上げられるけれど、本来は瞑想、ヨガ、医学の
3つがおたがいに作用しあって存在していたのです。
だから全て大事なのですよ。」ということでした。


その時はまだ瞑想も未体験だったし、
ヨガもちゃんとはやったことなかったので「なるほど~」
と思ったぐらいでしたが、少しづつ「生活すべてを整える」
ということが分かって来たように思います。

瞑想は、座って目を閉じている時だけが瞑想なのではなく、
仕事をしているときは仕事に100%集中すること、
常に平常心をこころがけ自分に気が付いていること、
正しい心で物事にも、人にも接すること、
徳をつむ生活を心がけること・・・と生活全てが大切。

ヨガも、アーサナだけがヨガではなく、
心の持ち方、生活の仕方、人との接し方・・・
生活のすべてが大切。

その助けとなるのが医学。不調になった時に、
それを整える助けとなるのがアーユルベーダなのですよね。
院長先生がそうおっしゃっていたのを今となってやっとぼんやり
理解することが出来ています。

だから、生活を大切にする礎がなければ砂上の城と同じ。


さあ、自分のために、ひとつひとつ大切に過ごしましょう。
と、自分に言い聞かせる私です。


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生活に取り入れられるアーユルベーダの知恵。

とてもわかりやすい本があります。




「良い人になろうとしなくて良い」は "幸運へGo!”
「ガンバルことは大切なこと」は "弱い心へGo!"

とか

「朝食をたっぷり食べて元気はつらつ」は"うつへGo!"
「まず自分の願望を満たすことが大切」は"強い心へGo!"


とか。一見えっ?と思えるようなことも「なるほど~」って
いう解説が書かれてます。

もちろん物事は全てコインの裏表なので、全てこれが正解!
ということはないと思います。でも、こういう考え方もあるし、
やってみてから自分で判断するのも悪くないと思います。


私自身は、食生活に気をつけたり、身体の手入れをしたり、
瞑想やバッチフラワーレメディ、ホメオパシーなどなどの
お陰で、ずいぶんとこの本に書いてあることに「うなずけること」
が多いように思います。


このような生活をし始めてから13年。
まだまだ楽しく、ワクワクするような世界が広がって
いるのだろうなあ~♪

やっぱり、インドにまた行きたい!!



~おまけ~


アーユルベーダの病院にいた時に食べていた食事。
一日のうちで一番量があるのは昼ごはんでした。

それにしてもたいそう豪勢な食事でした。




ケララはお肉もお魚も食べるお土地柄。ケララ米も美味しいのです。
特に不調があるわけではないので食べ物は私たちは自由でした。
もちろん手で食べますよ~♪



毎日、毎日完食の私たち。
食べすぎです・・・

2010年2月2日火曜日

アーユルベーダ

昨日、アーユルベーダのトリートメントを受けてきました。
最近お世話になっているのはこちらのサロンの藤村さん。

PRAVA

とても心地よい時間を過ごせるので、楽しみに伺っています。

初めてお世話になった時に、その自然体な雰囲気に惹かれました。
カウンセリングや、トリートメント後の見立ては驚くほど正確。
安心してお任せしています。

スリランカ産のオイルが藤村さんの手で仙骨当りに塗られると・・・
もう即効、意識不明です(笑)。

昨日は胃が冷えているので、生姜に岩塩をつけて食前に食べる、
という方法を教えてもらいました。
帰宅後、昨晩は岩塩がなかったので、夕食の
お鍋の後、すりショウガ入りのおじやにしました。

温まりました~♪

今日は岩塩買ってきて、早速やってみよ♪


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会社員だった20代前半、ふと本屋で手に取ったのが
アーユルベーダのマッサージの本でした。
むくみ解消とか、排毒とか、美容目的の本でしたが、
とても興味が湧き、早速サロンに行きました。

たっぷりのごま油で全身をマッサージされるのは
時には痛くて、時には気持ちよく、サロンの方に
アーユルベーダの本を借りたりして、
「インドにはこんな医学があるんだな~」と
思っていました。


5年前のインド旅行。
夫の「南インドに行こう。ケララが良いな。ケララは
アーユルベーダ発祥の地だよ」との言葉に即反応。

ケララでアーユルベーダの受けられる場所を頑張って探し、
病院とメールでやりとり。2週間滞在することになりました。

Punarnava Ayurveda Hospital



病院の院長先生(Dr.Anvar,BAMS.MD)、
院長夫人先生(Dr.Jaseela Anvar, BAMS)と歓談中の私たち。


トリートメントで使うハーブボールを温めたごま油に浸している様子



シロダーラは油ではなくて、頭の熱をとるために牛乳でした。
髪の生え際にバターができます~

2週間、朝、夕方のトリートメントを受け、
3食美味しいケララごはんを食べ、
心と身体が休まる時間を過ごしました。


上海で壊れかけた心が、アーユルベーダのトリートメントと、
ケララのこの病院の方たちの素敵な笑顔のお陰で
本当に癒されました。



またインド行きたい~♪♪♪

2010年2月1日月曜日

2月1日

今日は2月1日。
日付をみて、思わず「みんな、がんばれ!」とつぶやきました。
中学受験のことを思い出してのことです。

もう26年も前のこととなりますが、
前日の大雪がたくさん積もった雪道を、
母の手をしっかり握って、滑らないように一歩一歩
試験会場に向かった場面を今でも思い出します。

その時歩いた道は、実は今住んでいる家から
徒歩10分ほどの場所。なんだか不思議な感じです。

私が通った小学校は”都会の分校”と馬鹿にされるような少人数の
小学校だったので、6年生のほぼ全員中学を受験するこの日、
教室には4-5名しか居なかったとあとで友達から聞きました。

あの時の緊張感、というか、特別な感じは
今でも良く覚えています。
私は2校受験しましたので、1日の受験、2日の受験、2日の合格発表、
3日の合格発表までの感覚が鮮明に残っています。

前日の大雪に大喜びして、大きな雪だるま
を作ろうと必死な私に、母と兄が「風邪ひくから早く家に入りなさい!」
と何度も諭していた光景も目に焼き付いています。

結局、兄と一緒に大きな雪だるま完成させましたけど(笑)。

そして、2日の合格発表には兄が行ってくれて、
電話口でわざと暗い声で「もしもし」。
心配そうに「どうだった」と話す母に
「うーん・・・・・受かってた!」とフェイントをかましてくれ、
でも、たくさんのケーキを買って帰って来てくれたことも
鮮明に覚えています。

3日は私は小学校に登校。
でも合格発表の時間の10時を過ぎると気が気ではありません。
そわそわしている私に、母が大きな笑顔を届けてくれたのも、
まだ雪がたくさん積もる校舎の入り口でした。



あの3日間は特別な”イベント”でした。
母も、兄も、私のことを心配してくれる、そんな幸せ感が
当時の私にはたまらなく特別だったのかもしれません。


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中学を受験することを決め、学校見学に行った時、
すぐに一目惚れした学校、それが私の母校です。

玉川聖学院中等部・高等部


ここは叔母と私が卒業した学校です。
叔母が中学を受験するとき、母が母親代わりに付き添いで
来たことがある、ということでした。
私が在学していた当時はまだ、叔母がお世話になった先生も何人かいらっしゃいました。


教頭先生に学校内を案内していただき、
母と一緒に二人で校内を見学させていただきました。
すると、次々と生徒の皆さんが、笑顔で、会釈しながら
「こんにちわ」と声をかけてくださいました。

その自然な笑顔、そして元気な挨拶の声。
私は本当に本当に感動しました。
今まで見学に行った学校では味わったことのない幸せな
気持ちが、体中に湧きあがるのを感じました。

「私はこの学校に入りたい」
一瞬にして決意は固まりました。

自分の意思で、自分の行きたい学校を決めることが出来た
ことを私は今でも本当に幸せだと思います。
そして、ありがたいことに受験に合格することができ、
望み通りこの学校で過ごせたことを幸せに思います。



実は当時、この学校に行きたいという私に、
小学校の担任の先生、塾の講師、親戚・・・から反対を受けました。 
理由は、偏差値が高い学校ではないから。
私は「だったらもう1校受験します。合格したら私の意思通り
の選択をします」と大見得切ったのです。

両親、家族は私の気持ちを尊重してくれました。
嬉しかったです





自らの意思でやりたいことを決め、それに挑戦すること。
とっても大切なことだと思います。
それが成功すれば大きな自信になるし、もし成功しなくても、
一生懸命やったことからなら、必ず学ぶことがある。

12歳の挑戦が、実りある経験になるように、
「みんながんばれ!!」

kominka

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