ここ数年、良く夫に「ひろこは魔女になって来た」と言われます。
怪しい~、とか、不気味~、という意味ではないようですが(笑)、
自分でも薄々そうなりたい、という自覚があるのを認めつつ、
でも一体魔女ってなんだ?って思ってました。
私が今のように食事や自然療法、補完療法などに
傾倒した大きなきっかけは母が亡くなった時でした。
「病気」ということに大きく関心を持ち、それに対して
の「対策」として、食事であったり、自然療法だったり、
そのた「体」の手入れ、ということに惹きこまれて行きました。
以来12年が経ちました。
長い間、私は「健康(裏を返せば病気)」という状態に対し
そこはかとない拘りを持って生きてきました。
去年の瞑想コースで座っている時に、その事実に出会いました。
私の身体の中には不健康への嫌悪、恐怖、健康への執着が
はびこっていました。
自分の中にこの思いがある限り、私はこのこだわりから
解放されない=私の心と体はいつまでも「病気になりたいくない」
という嫌悪から離れられないのだということをしりました。
「あらゆる事象は心の反映である
したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ
たいがいのことは成就する」
京セラの名誉会長稲盛和夫さんの言葉です。
自分の心がそのまま自分の見ている世界を作っている、
というのは最近良く耳にする言葉で、ごく最近になって
やっとそれが本当だと思えるようになりました。
たとえば「病気になりたくない」とか「健康に暮らせますように」
と思っている、ということは、「自分が病気になることが
確実に起こることである」ということを信じている、
確信している、ということです。
私の中には今まで自分が病気になる、苦しむ、という
確信があったんですね。
でも、最近、なぜか自然とそのことについて考えることが
少なくなりました。
自分が母や父のように病気を患って死ぬこと
が想像しずらくなりました。
私の世界からその「確信」が少しづつはげ落ちてきています。
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先日、友人に教えてもらった本屋さんに行きました。
BOOK CLUB KAI Spiritual bookstore
私の大好きなジャンルの本がたーくさんあるところで、
3時間以上もいろんな本を手にとって、すごく楽しい時間を
過ごしてきました。
ロンドンに、チャールズ皇太子が設立した自然療法を集めた
クリニック「Hale Clinic」という場所があり、
その地下に自然療法、スピリチュアルなどの本を集めた
本屋さんがあります。ロンドンに住んでいた時、私はその本屋さんに
行くのが大好きで、今でも旅行でロンドンに行くと必ず行きます。
なので、東京にこんな素敵な場所があったとは!と本当に
嬉しくなりました。
その中で私が手に取った本。
今、まだ読んでる最中ですが、なるほど~と思うことがたくさん。
一番首を縦に振りながら読んだのは、自分のなかの「え~っ、できないよ」
という思いこみ(限界)を捨て、肯定的な「確信」に満ちた状態が
「魔法」だ、という内容です。
意識の上だけでなく、心の奥底から、それこそ潜在意識から
「出来る」ということを「確信している」状態。
その状態なら何一つ出来ないことはない、ということ。
自分で自分に定めている「限界」という枠を
とっぱらうこと。
そのためには自分で自分を限りなく信じること。
この本を読んでいると、そうなりたい、と
心がワクワクしてきます。
去年の瞑想コースで、私が自分の中に潜む「病気」への
深い深い嫌悪、恐怖、に出会ったのは8日目のことでした。
普段の浅い瞑想ではそんなところには到達できない。
潜在意識に達する心まで心を静めて、やっとその嫌悪と
対面することが出来ました。
自分の心を静かに冷静に見つめるってこういうことか、
その大切さがやっとわかりました。
自分にがっしりはめている足枷を
自分の力で外す。
いや、足枷を嵌められている思っているのは
ただの思いこみなのですから。
その思い込みを外して自由に、自由になりましょう。
それが魔法なんだなあ~♪
「ここまでしかできないといった頑固な固定観念を持っていると、
壁を破り、一線を越えて成功に至ることが出来なくなります。
その壁をついに突破したという自負と自信により、
より粘り強い性格が形成され、
その粘り強さがさらに大きな成功へと導いてくれるのです。」
京セラ名誉会長 稲盛和夫氏のことば
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