2012年12月17日月曜日

照明がつきました(^-^)

7月30日のブログで、報告した↓の部屋の改装。




この部屋につけたくて購入していた照明がありました。



こちらのお店で購入した”古い保谷ガラス”のシャンデリア。
アンティーク家具 ラフジュ工房



← この部分のプラスチックの蓋部分。
  今後、隠したいので工夫が必要。
  メダリオンと呼ばれるものを木とかで用意する予定です。
















今普通に売られている照明は「カチャ」っとはめればすぐに使える
ものが大半です。でも、私たちが選んだのは、電気屋さんの工事が
必要なもの。

今回も、いつも面倒なお願いを快く聞いてくれる近所の電気屋さんに
相談し、シャンデリアを吊り下げる金具などを用意していただいたうえで
今日めでたく照明を取り付ける作業が完了しました!




 









うわ~(^-^)やっぱり、これにしてよかった!
 
漆喰を塗って、ペイントをして、壁紙を張って、そして照明。
少しづつ進んできて、やっとここまで来ました。
 
 
 
照明がついたことで、うれしくなって、今日遅ればせ
ながらクリスマスの飾りも飾ってみました。
 
 



 

千葉の古民家と、四ツ谷のマンション。
両方が同時に進化中。
 
やはり私たち家のこと考えるのが大好きなんだな~って
思います。
 
************
 
 
あっという間に今年もあと2週間なんですね(^_^;)
 
21日から31日までミャンマーに出かける予定です。
楽しみです~♪♪


2012年11月25日日曜日

行燈(あんどん)を作ったよ!

古民家に暮らすようになって、今まで目を向けてこなかった
たくさんのことに興味がわいています。

日本人なのに、日本の暮らしのことこんなに知らなかったんだね~、
と思うと同時に、それを楽しめる場所を与えてもらって本当に
本当に楽しいのです。

古民家に似合う照明を考えていて、都行燈―miyako andonさんの行燈が
素敵だな~と思っていました。







多分、初めて目にしたのは川口のカフェ「Senkiya」さんでのこと。
バッチフラワーレメディのセミナーをやらせていただいた時、そこに
飾ってあったのがこの照明でした。

その後、日本橋三越で10月中旬に行われていたJapan Sensesに
足を運んだ時、「いつものあかり、いつもの家具展」で置いてあったのが
これまた都行燈さんのものでした。

そしてネットで検索したところ、都行燈さんでワークショップをしている
ことを知りました。なんと!自分で行燈が作れる!(^^)!

こういうの大好きな私と夫。二人でワクワクしながら出かけました。

木のフレームはあらかじめ出来ているものを使いますが、和紙は
自分が好みのものを選んで作ることが出来ます。紙の選び方で
まったく違う表情の行燈が出来上がります。

選ぶ時間も、作る時間も、楽しくて。
出来上がった行燈はこんな感じ。


 
携帯の写真しかなくて、きれいじゃないのが残念ですが、
今後、古民家に飾った時には改めて素敵な写真を載せたいと思います。
 
古民家じゃなくても、モダンな部屋にもすごく合うと思います。
紙を通した優しい灯りって、なんだかとてもリラックスしますね。
 
是非、興味がある方は都行燈さんのワークショップ行ってみて
くださいね!すごくおすすめです(^-^)
 
 

2012年11月23日金曜日

古民家の囲炉裏

囲炉裏に炭をいれてみたよ!



















すっごく暖かくてびっくり!でした。

北側の板の間はすごく寒くて冬はあまり足が向かないな~、
と思っていたのですが、囲炉裏端は本当にあたたかい。

火の力ってすごいね。

こうやって少しづつこの家の使い方を覚えていくのだな、
って思います。

2012年11月21日水曜日

平日と週末、のペース。

平日を都心の家で、そして週末を千葉の古民家で
過ごすという生活に、少しづつ慣れてきました。

最初のうちは、なんだかどちらも慌ただしくなってしまって、
平日も、休日もあっという間に過ぎていた感じでした。
「やらなくてはいけないこと」をやっているだけで時間が
すぎてしまう感じ。

ここに来てやっと、平日にお友達と会ったり、家に友人を
招いて食事をしたり、ということが出来るようになってきました。


先日は「新居を見てみたい~」と言ってくれた友達を
招いて3人でランチ。家にあるものでささっと作った、
我が家の”日常のごはん”を食べながらおしゃべり。














以前ブログでも紹介した「椎茸味噌」は皆さん気に入って
くださいます。これはまとめて作っておけるし、普段使いにも、
こうしたお客様とのご飯の時にも、本当にお役立ちです。

味の決め手は、手作りラー油と手作り山椒油。これが椎茸
味噌とベストマッチ!です。


家に人が来てくれてこそ、”我が家”な感じがします。
常に、人が来てくれることで家が「私たちの家」になる感じ。

少しづつHealthy,Tasty&Wiseの活動も再開していきたいと
思っています。

2012年10月15日月曜日

今日はトイレのリフォームについて。

先日のブログで、迅速さや効率を求める人からすれば
「何を馬鹿なことを」と思われそうな、不便を厭わない
暮らし、のことを書きました。

効率も大事。どちらかというと、普段の生活では、
私はものすごく効率を重視していると思います。

効率が悪いことを嫌ってる、と言っても良いかもって
ぐらい。

そんな私がどうしても効率を厭わず”好きなこと”は
家に手をいれること、です。

「都心に住む人にとっては部屋は寝るだけのスペース。
当たり障りないインテリアであることがありがたがられるんです」
と、以前不動産屋さんから聞きました。

私にとっては、家は自分が心地よく暮らすための一番の基礎。
与えられた空間や条件の中で、いろいろと工夫して自分なりに
快適に過ごすための作業をするのが、楽しくて仕方ありません。


今日の話はトイレ。トイレのリフォーム作業のレポートです。

まず、ビニール製のクロスはすべて撤去。
そして、漆喰を塗りました。漆喰にすると嫌な臭いが
まったくこもらなくなります。湿気も調節してくれるし、
本当に心地よくなります。

そして、次に気になったのが床。

どうしても、クッションフロアの足ざわりが心地よいと思えず、
フローリング貼りたい、と思ってもそれは手間と費用とが
かかりすぎ。

以前、表参道のフレンチアンティークを扱うお店で何気な~く
目にしていたのがこれでした。そうだ!これを使ってみよう。













通販で買えます
”オルネ ド フォイユ” こちらです。

厚さが2㎜程しかないので、扉の開け閉めも心配すること
ないし、シールで貼れるので超簡単。カッターなどで
切ることが出来、歩いた感じは木のようで、本当に良く
出来てます。

ソフト幅木も嫌いなので、幅木は本物の木を購入。
のこぎりでサイズに合わせて切って、仮置き。

幅木はこちらで買えます
”みはしショップ”

こんな感じだったのが・・・



















こんな感じに~♪




 



 この貼り方にしたのも結構満足です。

そして、今日ロンドンで購入したトイレットペーパー
ホルダーが届きました。あと、マットも。




















トイレの壁を漆喰で塗った際にホルダーを取り外して以来、
なんかよいホルダーないかな~と思ってたんですが、
どうしても気に入ったものが見つからず。

そうこうしているうちにロンドンでこのホルダーを発見し、
そうだよね、壁につけなくても良いじゃない!と思い、
即刻購入。

やっと届いて、これで暖房便座の操作盤にトイレット
ペーパーを置いて使っていた日々からも解放されます(笑)。


さて、ここまで来たら次は、白木のまま残されている幅木を
ペイントする作業と、その他装飾。

またここからしばらく考える作業が続きます。
何色にしようかな~、どんな小物を置こうかな~。
考えてる間は作業は先に進まないので、またこのままの
状態で数か月過ぎてしまうかもしれない。

でも、こうやって考えている時間が私は大好き。

なので、家に半年カーテンがなかったり、照明が
1年なかったりするのもざら(汗)

家のいたる所がお気に入りの場所になって、家での
時間がとてもハッピー!になれます。

難しそう・・・・とか、思う人もいるかと思いますが、私は
いつもそういう人に「やってみようと思わなければ、
出来るはずないよ。やってみれば、試行錯誤すらも
楽しいんだから♪」っていうんです。

私は素人。プロのような完璧さなんて求めてない。
寸分の狂いも許せなければ最初からプロにお願いすれば
良いけれど、私はそんなことよりも、自分で手を入れる
楽しさを優先します。

最近家に来て、私たちのDIYの作業を見たリフォーム
業者さんに真剣な顔で聞かれました。

「奥様は、何をやっている方なんですか?!」

いつか「『奥様は魔女』です」というジョークを軽く飛ばせる
懐の深い人間に、私もなりたい、です(笑)。

家は住む人にとっての”キャンバス”ですね。
楽しみは、今自分のいる場所に無限にあります!!

2012年10月10日水曜日

美しい景色のおすそわけ

北海道の、有名なガーデンと言えば、上野ファーム

上野ファームで庭を作るきっかけとなった頃のお話を
読みました。多分、この本だったと思います。






お米を買いに来る方に「少しでもきれいな農場を楽しんで
いただくため、また、、農村の景観をもっと魅力的にするため」
という理由で花壇を作り始めたのがきっかけだそうです。

足を運んでくださる方のために、美しいお花でお迎えしよう、
という想い。なんと素敵!


今年の夏、Biburyというイギリスのコッツウォルズにある村を
訪れました。ウィリアムモリスが、イギリスで一番美しい村、
といったと言われています。

その言葉通りでした。
息をのむほど美しい。

 





この景色を、そして、この16世紀頃からの家を維持するために、
多くの人が、決して簡単ではない努力をしているということが、
すごく実感できました。

イギリスでは指定保存建築物になった建物は、例えば屋根の
修復をするにも自治体からの許可がなければ直すことが出来
ないので、許可が出るまでの時間、時には1年も2年も、雨漏りの
する屋根と共に時間を過ごさなくてはなりません。

そして、使える建材も全て決まっていて、それは決して安価な
事だけを優先したものではなく、こういうこと一つとっても
このような建物に住むには、相当の責任感を伴うということが
分かります。

しかし、反面、たとえば家をペイントする色も全て指定がされて
いるため、なんだかヘンテコな色の家が突然出現するような
状況にはなりません。

一人一人の人が、歴史を経てきたものを尊び、それをこよなく
愛し、美しく暮らすことを自らの喜びとしているからこそこの
風景や守られているのであって、経済・効率・迅速さ・手軽さ
を優先する社会では「なんと馬鹿げたことを」と思われるに
違いありません。


古民家と共に暮らすようになり、以前よりももっとしみじみと
このことを思います。

すきじゃなきゃ、出来ないよね、って。

そう、私はこういうのが「好き」なの!
「楽しい」の!!


都会の暮らしは、ありがたすぎるほどに効率的で、
便利。寒くても、暑くても、暗くても、風が強くても、
夜でも、朝でも、外のことに全く影響されないで
暮らすことが出来る。

その暮らしは、ともすると、人間としての機能をどんどん
鈍らせているように感じます。

人の感覚器官は、使わなければどんどん衰えるんだそうです。
そんなの、楽しくない~(>_<)

都会のど真ん中に育った私だからこそ、一見不便と思える
暮らしに興味があるのだなって。そういう暮らしが「楽しい」な、
って思えるんだな。

楽しいと感じることに正直に、暮らしていきたいです。

 
まだまだ、草刈りに追われるばかりで、素敵な田舎を実現出来るにはしばらくかかりそう・・・




2012年10月5日金曜日

「自由」について思うこと

大学時代の友人がtwitterで

「自分をコントロールしようとしてくる人にはかなり
反発心もってしまうな。絶対的な正しさなんてないのに。
あなたの正しさを押し付けられても困る。」

って、つぶやいてた。

これ、すごく心に響いた。
私はこう返信した。

「私もこの夏、このことを深く観察したよ。
自分の行動の、思想の自由を制限されることに
ものすごい嫌悪を抱いて生きてきたことに改めて
気がついた。

でも、嫌悪を抱く必要はないんだよね、ただ相手の
コントロールを受け取らなければ良いだけ。
平静な心はやはりステキです(*^^*)」

・・・・・・・・・

私は10代のころ、親が私に対して良かれと思って
やってくれることにすごく拒否反応を示していた。

例えば、私のために、と貯金をしてくれてたのを
「迷惑だからやめて!」と言ったりして。

そのやり取りをした時のことを明確に覚えていて、
私はその時の自分の興奮した様子まで思い出すことが
できる。

この夏、なぜ私がそれほどまでに嫌悪感を
抱いたのか、ということの答えにいきついた。

私は、親にお金を出してもらうことで、自分の自由を
制限されたくない!と思っていたんだ、ということに。

ちょっと考えてみれば、学費だって、生活費だって親の世話に
なっているっていうのに、なんと馬鹿げた反発だろう、って
思うんだけど。

あのころの私には、そんなことすら分かってなかったんだね。
愚かだわ~って思う(笑)。

私にとってお金=支配、という構図だったのだと思う。

私が真になにを望んでいたかと言えば「自由」なんだと思う。
行動の、思想の、自由。
私がやることを制限しないで!って言いたかったんだろう。

そして、思いっきり嫌悪を抱いて反発してた。
「力いっぱい」って感じで。

20年の後に、そのコントロールを受け取らない術を
修行することになるとは、まったく予想もしてなかったけど。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


"Hairspray"というミュージカルをN.Y.で観ました。
映画でもヒットしてたから結構有名ですよね。


 

その中に"Mama, I'm  A Big Girl Now"という歌があります。
(リンクをクリックすると音声でます-Youtube)

私はこの歌が大好きです。



これは歌詞の一節です。

Ma, you always taught me
What was right from wrong
And now i iust wanna give it a try
Mama, i've been in the nest for far too long
So please give a push and mama watch me fly


「ママはいつも私にものごとの善悪を教えてくれてたよね
いま、私はそれを試してみたいの
ママ、私は″巣″の中であまりにも長い時間を過ごしちゃったのよ
だからお願い、私を一押しして、私がはばたくのを見ていてちょうだい」


私は、自分が失敗する機会、痛い思いをする機会、
そこから学ぶ機会を誰にも奪われなくない!と必死だった。

そして母は、私が痛い思いをしないように、辛い思いを
しないように、と心をかけていてくれた。

母が亡くなった直後は「もう少し甘えたほうが親孝行
だったかな?」なんて思った時期もあったけど、かたくなに
反発していた自分をやっと理解できて、今、やっとその頃の
自分を受け入れられるようになった気がする。


自分の自由が大事なら、相手の自由も大事にしなくちゃ、って
そう出来ていない自分を反省するばかり、なのだけど。

でも、少しづつ進んでいると思いたいです。

2012年10月4日木曜日

飾り気がない、こと

1つ前の記事で、瞑想の先生方があまりにも「ふつう」で
飾り気がない、って書きました。

ふつうでつまんない~、とか、そういう意味では全然
ありません(笑)。

むしろ、普通、であることのすごさっていうか、まったく自分を
背伸びしたり、大きく見せようとかしないことのすごさ、
っていうか。

まさに「自然のままに」って感じ。

それってすごいことだよな、っていつも思います。。
そういう素晴らしいお手本がそばに居てくれることって
とてつもなくありがたいことだって思う。

そして、そうではない自分=背伸びしたり、飾ろうとする
自分に気が付く。そういう自分ってダメじゃん、っていうことじゃなくて、
今の私はそうだな、って。

瞑想仲間と一緒にいると、自然のままでいられることが
多いと感じます。。だから、すごくホッとするし、表現悪いけど
「なーんにも考えてない」感じがする。どう見せようとか、
そういうことに全く頭を働かせてない、っていうか。

そして、それがもっと感動なのが、自分が自分らしさを
発揮して、仲間もその人らしさを発揮してると、なんか、
思いもよらぬほど、うまーく調和がとれてるってこと。

1人じゃ到底できないことが、こんなに素晴らしく美しく実行
されちゃうんだ~♪って、感動さえしてしまう。


全体を俯瞰することが得意な人もいれば、細かいことを
こなすのが得意な人もいる。身体を動かして働くことが
得意な人もいれば、事務仕事が得意な人もいる。

仕事がとにかく早いタイプもいれば、じっくり取り組むタイプもいる。
話したり交流をするのが好きな人もいれば、黙々と1人で
こなすのが好きな人もいる。

ありのままを受け入れて、お互いの自由を敬うとこんな世界が
あるんだよ、っていうことを、目の前に「ほらねっ」って広げられてる
感じ。


私はこういうことに深い感動を覚えるタイプ、なんだね~って思う
今日この頃です。


2012年10月3日水曜日

天真爛漫


<天真爛漫 >
飾らず自然のままの姿があふれ出ているさま。
生まれつきの素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なさま。
▽「天真」は純粋な性格、「爛漫」は自然のままに輝き現れる様子。

・・・・・・・・・・・

瞑想の指導をしてくださる先生や瞑想を長く続けている方たちと
親しくさせていただくようになって、その姿をみて思った言葉、
それが「天真爛漫」でした。

今まで、日常生活の中でこの言葉を使ったことって
あまりなかったけど、もう”この言葉しかないよね”って
ぐらいピタッとくる感じ。

私の中では瞑想って、あるいは「中庸」とか「平常心」とか
「バランスのとれた心」って、なんだかちょっと高嶺の花っていうか、
高尚な感じっていうか。そういう”ありがたい”って感じがしてた。

だから、瞑想続けてると、偉い人、とか、ちょっと難しいこと言う人、
とか、そういういわゆる「オーラがある」みたいな人になっていくのかな?
なんて思ってたし、そういう理想を心に抱いていたように思う。

でも、先生方とかって全然そうじゃない。
あまりにも普通、っていうか、あっけないほど飾り気が全くない。
ちょっとこちらがびっくりするぐらい。

そんな中で思ったことは、修行をする行く末、人は「一つの完成形」
のようなものに近づいていくのではなくて、人は一人ひとり
自分らしさを完全に開花させていくんだ、ってこと。


ひとつひとつ結び目から解放されて、自由になることは
すごく素敵なことだと思う。その機会を一人でも多くの人が
享受できたらいいな、って思う。


2012年9月27日木曜日

ロングバケーション

8月1日から、9月17日まで、ロングバケーションしてました。
夫の転職の間の休養期間。

ということで、ブログもそっくりそのままサボってました(笑)。

8月前半は修善寺の温泉に行ったり、千葉の家にいたり、夫の実家に
行ったり、という感じですごし、その後8月14日から9月3日までイギリスと
スペイン(カナリア諸島)に出かけました。

そして、9月6日から17日までは瞑想の10日間コースに参加。

1か月半のお休みはあっという間でした。

美しい景色を見て、おいしいものをたくさん食べて、友達とも
楽しい時間をすごしてきました。

ただ、実は一番心休まる、穏やかな幸せを感じたのは、瞑想の日々でした。


「美味しいものを食べるのが一番の幸せ!」とか、
「きれいな服を着て、お買い物をするのが幸せ!」とか、
女の子なら(いや、男性でも)そういうの良くありますね。

でも、私はどうしてもそれを心から、なんの疑いものなく
言葉にすることは出来ませんでした。なぜなら本当にそうは
思っていない自分を感じているから。

美味しいものは世界中で食べた、というほど食べたし、
楽しい場所にも行きました。素敵な道具や、好きな家具
などにも囲まれて、私は本当に快適な生活を送らせて
もらっています。

深く、深く、感謝の思いがわいてきます。
その私が、虚しさを感じているとしたら、いったいなぜなんだろう。


心地よいことは、さらにもっと心地さを欲するとき
またはそれを失う時には苦しみでしかない。

嫌なことが起こる時は、それはもちろん苦しみ。

だから「すべては苦しみでしかない」という仏陀の教えに心から
「そうなんだなぁ」と。
最近はそれを少しづつ少しづつ噛みしめています。



ヴィパサナー瞑想法のHPにこんな文章が載っています。
「どこの世界を探しても、望みが常に叶い、すべてが思いのままになり、
いやなことが何ひとつ起こらない人などいません。

ものごとは私たちの意志や希望に反して起こり続けます。
では、嫌なことが起こったときに反応しないでいるにはどうすれば
いいのでしょうか?心に緊張を生まず、安らぎと調和を保ち続ける
にはどうすればよいでしょうか?」



今回、瞑想10日間コースの間に誕生日を迎えました。
41歳になりました。

静寂の中で、ただ今を感じるよう努めながら、穏やかな心で
迎えられた誕生日は、なんとも本当に幸せでした。


お休みも終わり。
日常の生活に戻ります。
淡々と、穏やかに暮らしていきたいと思います。





2012年7月30日月曜日

やっとここまで出来た♪

5月中旬に引越しましたが、その直前から部屋のリフォームを
自分たちでやっています。

引っ越し前に終わらせたのは最低限のところだけ。
だいたいの壁の漆喰塗とペイントのみ。

後の作業は、引っ越してから続けてきました。

週末にはたいてい千葉の古民家に行っているので、東京に
いる時間は限られています。いろいろ日々の仕事も続けながら、
少しづつ二人でやってきました。

先週末で、ようやく少し落ち着きました。

まだまだ、手を入れる必要はありますし、ソフトファーニッシング
(カーテンづくりや、椅子の張り替え、など、布類を使ったリフォーム)
は、これからですが、やっと初めにイメージした空間が実現できて
きました。


作業を始めた時の部屋 ↑ は・・・

こんな空間 ↓ に生まれ変わりました






ビニールクロスをはがして漆喰を塗ったり、
壁紙を一部そのまま残してペイントしたり。

モールディング(廻縁)をつけたり。

これらの作業は全部自分たちでやります。

中でも、今回一番実現したかったのが、この壁紙を使うこと。
この空間に手を入れることに決めた時、我が家の家具と
絶対合うに違いない!と思いました。

Fallo&Ballの壁紙は、以前もブログで紹介しましたが、
やはりすごく美しくて、大満足です。

もっとたくさんの空間に貼りたい気持ちをぐっと押さえて、
一面だけをこの壁紙にして、印象的に仕上げました。


壁紙を張る前はこんな感じですが、













どうです?全く雰囲気が変わりますよね?


欲を言えばきりがなくて、フローリングが無垢材だったら・・とか
いろいろ言いたいのはやまやまですが、ここまで出来たことに
今は大満足。

まだ照明を付ける工事も終えてないので、本当に一段落する
までにはまだ細かい手直しもたくさんありますが、やっと、という
安堵感を味わっています。


D.I.Y.(Do it yourself)でこうした家の手入れをすることが大好きな
私。これは、ロンドンで暮らした時に、毎日のようにこういうテレビ番組を
見ていたことに大きく影響を受けています。

自分たちでこういう作業をやる、という話をするとみなさん
「器用だから出来るんだね」とおっしゃいます。そして「自分には出来ない」
とも。

そんなこと、決してないんですよ。もちろんプロがやるように完璧には
出来ないかもしれない。でも、やろうという気持ちがあれば、本当に
出来るんです。

私たちもなーんにもできなかったのに、気持ちだけは「出来る」という
確信に満ちてました。それはなぜかと言えば、何度も何度もテレビで
「出来る」場面を見てたから。イメトレだけは完璧だったんです。

「出来る」か「出来ない」かを頭で考えるよりも、「やりたい!」と思って
やってみることが何より大切です。

とかく、周りの業者さんなどに相談すると「素人には無理」とかって
言われるんですけど、出来ない部分は手伝ってもらえばいいや!
ぐらいの気持ちで始めたらいいと思います。


私はこういうDIYのリフォームが大好き!。
もし、挑戦してみたい方がいたら応援したい。
こういう楽しみを知ってもらえたらいいな~って思います。


ということで、やっと少し落ち着きました。
是非みなさん遊びに来てくださいね~♪
















2012年7月19日木曜日

今回の風邪の記録(備忘録)

今回の風邪は喉がいきなり痛くなったところから始まりました。

その数日前に顔や首、デコルテ辺りのリンパを集中的に流して
もらったので、老廃物が一気に流れて、扁桃腺あたりが腫れたのかな?
という感じでした。

そのとき、千葉の家にいたので、あまり手当をするものがありません
でしたが、レスキューレメディでうがい。そして、番茶に塩を加えた
ものでもうがいをしました。

東京の家に戻った時点で熱が37.8度ほど。私は平熱が36.7ぐらいなので、
それでも1度ほど高い感じ。身体の節々がちょっと痛くて、これは排毒
のための風邪だなって感じでした。

なので、まずは、大根おろし+おろし生姜に三年番茶とお醤油を
注いだ大根湯。これを飲んで汗がでるのを期待しましたが、あまり
汗はかかず、熱もあがりませんでした。

これは後から気がついなのですが、どうも、暑さのせいで少し
水分不足にでもなっていた模様。なので、なんだか内に熱が
こもってしまい、外にそれを押し出すことが出来なくなって
いたみたいです。

途中から、開き直ってスイカを食べたり、梨をちょっとづつつまんだり
したことで、やっと芯の火照りのようなものがとれてきました。

排毒をスムーズにするために、肝臓、腎臓のこんにゃく温湿布を
し、喉が痛くなる直前に甘いものを食べていたので、脾臓が弱って
菌に感染しやすくなったかな?と考えて、脾臓のつぼをこんにゃく
で冷やしました。

そして、飲み物や食べ物を飲み込めないぐらいに喉が痛かったので、
枇杷エキスをガーゼに浸してこんにゃく温湿布を喉から気管支にかけて
やり、翌日からはジャガイモ湿布を3時間おきぐらいに3−4回やりました。

ジャガイモ湿布はとても楽になりました。

あとは、時々塩番茶のうがい、レスキューレメディのうがい。

そして、精神的に「早くなおらないことへのイライラ」があったので
フラワーレメディはインパチェンスを中心につくりました。

ホメオパシーは、ファーランフォス、シリカ、ドロセラなどをとりました。


今回、同じ風邪を夫もひき、彼は40度以上の熱をだしました。

熱が最高潮だった時、豆腐湿布でおでこを冷やしましたが、これだけ
ではさすがにちょっと無理で、頭の周りを青菜(このときキャベツしか
なかった。。。。)で囲み、冷やしたタオルをとっかえひっかえして
頭全体、おでこ、首、脇の下を冷やし、これを1時間ほど続けました。

危険なほどの熱さは1時間ほどで収まりました。

その後、やはり大根湯などを作って飲んでもらいましたが、「汗がでる」
という状態にならなかったので、ちょっと身体を緩めないといけないと
思い、スイカを食べたりしました。

そして、緩めるためには椎茸スープだね、と思い、作って飲んで
もらったのが功を奏して、その後順調に汗をダラダラとかけるよう
になり、熱は下がって行きました。

私は最近玄米ご飯がどうしても食べ辛くて避けていたのですが、彼は
玄米が大好きで、食べ続けていたので、ちょっと身体が締まりすぎて
いたのかもしれません。体調悪くなってからも「煎り玄米のおじやが
食べたい」といって、食べてましたから。なので、しばらく煎り玄米
は禁止としました。今は、玄米の頻度は減らし、分づき米+麦のご飯で
少し陰性ぎみにしています。

冷えとりを始めてから3年ぐらい?になりますが、最近風邪の時の
傾向が変わってきました。以前はどんどん身体を温めて熱を上げる、
そして熱が上がりきったら自然に下がって回復する、という感じ
でしたが、最近は最初の「どんどん身体を温めて熱を上げる」と
いう過程がどうも逆効果のような感じがしています。

ストレートに熱をとる、冷やす、というのをやって良いような気が
しています。大根湯、でなくて、ただの大根のおろし食べたいな、
というような。

冷やすのはちょっと恐る恐る、という感じなんだけど、どうもこれで
大丈夫みたいな感じがするんですよね。

また、状況に応じて手当をしていきたいと思います。



バッチフラワーレメディ セミナー2回目終了しました!

7月18日、バッチフラワーレメディのセミナーの2回目が
終了いたしました。

暑い中、足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。
そして、このような機会を作ってくださった、ホメオパシーセンター
方南町の片桐先生はじめ、みなさまに感謝いたします。

セミナーの10日ほど前に風邪を引き、今回は結構長引いてしまったので、
当日、咳き込みはしないかとちょっと心配でしたが、レスキューレメディを
飲みつつ、無事に乗り切ることが出来ました。

バッチフラワーレメディは、とても手軽に、あまり難しく考えずに
摂ることができます。選択を間違えても大丈夫。

「今の自分」の思い、に着目し、自分を観察することで、レメディを
選びます。

例えば今回風邪をひいた私は、最初の3日ぐらいは身体のリズムに任せて
あるがままに過ごしていましたが、その後は、なかなか終わりが見えない
咳の状態にイライラしたり、早く良くならないかとちょっと焦ったりして
いました。

そんな気持ちにピッタリなレメディは「インパチェンス」。

どんなときも最短距離を、そして効率を重視し、身体の具合が
悪いときにも「早く良くならないと!」と感じる。そんな風に
バランスを崩している自分に気がつきながら、インパチェンスの
レメディを摂りました。

身体のやりたいようにやってもらおう、きっと大丈夫だから、という
安心感が感じられるようになりました。そして、ギリギリでセミナーにも
間に合って、無事に3時間お話をすることが出来ました。

セミナーに参加してくださった皆さんは、既に自然療法にとても理解が
ある方達です。これから、どんどんフラワーレメディを生活の中に
取り入れてくださって、みなさんがご自分自身の人生を謳歌される
ますように。

共に学ぶ時間を過ごせましたこと、ありがとうございました。


**************


風邪が長引いてやきもきしていた私がインパチェンスを飲んで
思ったこと。

聖書の中の一節が頭に浮かびました。


だから、わたしはあなたがたに言います。
自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、
また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。
いのちは食べ物よりたいせつなもの、からだは着物よりたいせつなもの
ではありませんか。

空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることも
しません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださる
のです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。

あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを
少しでも延ばすことができますか。

なぜ着物のことで心配するのですか。
野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、
紡ぎもしません。

しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、
このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。

きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに
装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらない
わけがありましょうか。
信仰の薄い人たち。

そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと
言って心配するのはやめなさい。

こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。
しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要で
あることを知っておられます。 
(マタイ 6.25~32)


安心して休むこと、任せること、休みきること。
私のチャレンジはまだ続きそうです。

少しづつ、少しづつ、進んで行けますように。

2012年6月20日水曜日

バッチフラワーレメディ セミナー

日本ホメオパシーセンター 杉並方南町のセミナーに
ゲスト講師としてお招きいただき、本日、バッチフラワーレメディ
のセミナーをやらせていただきました。

皆さん熱心に耳を傾けてくださり、すごく楽しく充実した気持ちを
味わうことができました。

心から感謝の気持ちでいっぱいです。


いろいろな特徴をもった、さまざまな人がいて、その誰もが大切な存在。
全ての存在が、まことにみごとに調和しているのだと、レメディの話を
させていただく度に感じます。


フラワーレメディは「感情の反応点」を手掛かりにレメディを選びます。

感情を抱くのには理由がないですよね。
嫌なものは嫌だし、ときめくものはときめく。
理由はあくまで後付け。

だから「正しい」とか「間違っている」とか、ではない。
たとえば「激しい怒り」を抱くことは良くない、とか、
「愛情深い」から良い、とか、そういう風には簡単にはいかない。

ありのままの、自分の中にある感情を「なるほど、私はこんな
激しい感情をもっているのだわ」と客観的に観察できるとき、大きな
感情のゆさぶりを体験しつつも、心は平和で、調和がとれて、
なんだかとても落ち着いていられたりします。

反応している自分を客観的に観察している、という状態ですね。


感情の反応点を通して、私たちがやることは「自分を知る」
ということなのではないかと思います。そのための大きな
手がかり、ヒントが与えられている、ということ。

自分を知りたい!という欲求そのものが、実は自分を労わる、癒す
という”愛”そのものなのかもしれないと思います。


今日のセミナーの最後に、参加してくださった皆さんが、自分の
ためのレメディを作られました。

ひとりひとり、さまざまにレメディを選ばれる様子を拝見し、
人は一人として同じではないのだ、ということが「なんと素晴らしい
ことだろう」と思いました。


来月、第2回目のセミナーで、またみなさんとお会いできるのが
今からとても楽しみです。

楽しみながら、頑張って準備をしていきたいと思います。


Healthy,Tasty&Wiseバッチフラワーセミナー、個別セッションについては
こちらをご覧くださいませ。

バッチフラワーレメディ


2012年6月13日水曜日

びっくり!すごいな~ハイテク。

以前住んでいた家は軒が深くて涼しくて。
直射日光にさらされることがありませんでした。

今度の東京での住処はマンションの5階。東南向き。
明るくていいね~、日当たりも良いね~♪とも言いますが、
以前の家に比べると、かなり「暑い」。

これからお日様ジリジリの季節。

家具も紫外線焼けしちゃう。
もちろん私たちも暑さに耐えられるか心配・・・。

ということで、今まで必要なかった「遮熱」とか「紫外線カット」
とか、そういう類のものが必要になりました。

興味を持ったのが、こちらの会社さんで扱っている遮熱コーティング。



http://www.ecop.jp/


様々な質問にもすごく丁寧に答えてくださり、遮熱の具合を
体感することが出来るキットまでお送りくださいました。

そして、いろいろと検討した結果、当初の予定通りコーティングを
していただくことに。

(窓ガラスなどの条件により、すべてのケースで実施可能とは
言えないようです)

施工中も丁寧に説明をしながら作業をしてくださって、実際に
電球の熱の感じかたがどれだけ変化するかも実験してください
ました。

作業をしていただいた時は梅雨空の涼しい気候。
この効果が感じられるような晴天の日に、私たちが実際に
どう感じるか、今からが楽しみです。

効果は15年以上にわたる長期的なものだそう。
多少の劣化(たとえば紫外線のカット率は10年で7%ぐらいは
落ちるようです)はあるものの、それでもやはりすごい効果です。

すごく良い業者さんと出会うことが出来て、良かったです。


真夏に向けて、このコーティングのみならず、遮熱のカーテンや
緑による遮光なども、重ねて検討していこうと思っています。



千葉の古民家では「よしず」や「すだれ」を使いたいな~って思うけど
(それ以前に、多分古民家は真夏でも相当涼しい!はず)都会の住処は
ハイテクを取り入れてみました。

昔からの知恵、も「すごいな~」って思うし、こうしたハイテク技術も
「すごいな~」って思う。

なんだかタイムトラベルしてる感じで、最近ますます楽しいのです。




日本の夏!って感じしますよね~
 (株式会社 清水金物さんのサイトから拝借しました)

2012年6月6日水曜日

壁紙が届いた!

引っ越しの片付けに追われてて、今回の家のD.I.Y.の報告は
まったくしていませんが、今回もマンションの部屋の壁紙を
はがして、漆喰を塗ったり、ペイントをしたり、と手を入れています。

ちょっと落ち着いたら報告したいと思いますが、今日はイギリスから
待望の!壁紙が届きました。






これはF&B(Farow&Ball)というブランドの壁紙です。




http://www.farrow-ball.com/
(イギリスのHP)



日本ではこちらで扱ってます。





今回、ワガママをいって、イギリスに住んでいる友人に送ってもらいました。
感謝、感謝です(^-^)


この壁紙

ファロー&ボールの壁紙は、印刷用インクを使用せず、
最高品質の原材料のみから作られる、自社のペイントを
塗布して色づけされています。18世紀から受け継がるプリント
技術により、1枚1枚造り上げることで、毎回異なった表情と独特な
風合いが生まれます。」(COLORWORKS HPより)

で、本当に独特の良い感じの雰囲気が生まれます。

注文をしてから一枚一枚作ってくれる、受注生産。
3週間ほどかかります。待っている間のワクワク感が
たまりません。

ビニール製の壁紙や、大量生産品には無い表情。

今回のインテリアは、この壁紙からイメージを膨らませていき
ました。この壁紙に合うように、漆喰壁もF&Bのペイントで
淡いグレーに塗り、また、他の壁の一面はアクセントとして
この壁紙に合うブルーを塗って準備しました。

そして、いよいよ真打登場、という感じです。

壁紙貼りの作業は一人では難しいので、今月中旬に夫と
一緒に作業を予定しています。頑張って美しく貼りたいと
思います!


緊張する~(>_<)


なんだかよくわからない感じ。

いきなり、変なタイトルですが、今の自分の感覚を素直に表現すると、
こういう感じなんです。

ブログのプロフィールにも私自身を「意味を考えること、筋が通っている
ことが大事」な人、と自分で表現しているんですが、なんだかこの感覚が
最近雪崩のように崩れている感じです。

<自分の感じている感情や感覚の理由や原因を考えることに
意味がないこと>

<物事が起きたことの意味を探ることに意味がないこと>

これらの気持ちがひしひしと、ずっしりと私の中に存在しています。

そして、

<今の感覚を判断なくありのままに受け入れること>
<自分の中にこんな感情、感覚があるのだなあ、と常に観察すること>

を一瞬一瞬つづけることだけが、私が生まれ、生きている目的であり、
たくさんの縛り目から解放してくれるんだなあ、という思いが
日に日に実感されています。

縛り目を作り続けてきた人生から、縛り目をほどくプロセスへ。

まったく違う感覚なので、「なんだかよくわからない感じ」です。
でも、わかってるのは、今の方が力を使ってないな=楽だな、ってこと。


引っ越しという環境の変化が大きな機会となり、なんか自分自身がすごい
変化をしている気がします。

2012年5月30日水曜日

新しい革袋

聖書の中に「新しい葡萄酒は、新しい革袋に入れなくてはなりません」
という聖句があります。

今回、引っ越しするにあたり、易者の方にアドバイスをいただきました。

「引っ越し先には、引っ越し先の持つ『気』があります。
今までの生活のままを持ち込むのも決して悪いことではありませんが、
新しい場所に行くことで自分も変化するのだという気持ちでいるのも
良いのではないでしょうか?」。

もっともだなあ、と思いました。

今回、引っ越しをするにあたり、淋しさ、いらだち、懐かしい気持ち、
喪失感、馴染むまでの不安感・・・などなど、さまざまな感情が
交差しました。片づけも忙しかったけど、心の中も相当忙しい
感じでした(笑)。


やっと少し落ち着いてきて、なんだかものすごく時間がたくさん
経ったように感じられます。すごくたくさんのもの、こと、が自分の中で
変わったように思えるのです。


私たちは新しい革袋を求めていたのかもしれません。
そして、望ましいタイミングで、適切なことがおきてくれた。
新しい葡萄酒が器を求めて、いっぱいいっぱいになっていたの
かも。



**************************

引っ越しを機に、買い物が結構続いています。
気分一新、というのはやはり気持ち良いものだと思います。

ガスコンロは以前使っていたものを新しい家に移設したけど、
コンロのトッププレートなどは新しいものを買いました。


http://www.rinnai-style.jp/
部品を変えるだけで、リフレッシュできますよね


服を入れるものも、新しい家のクローゼットのサイズにあったものを。

この桐のパレットチェストは以前から使っていますが、
これはJohn Smedleyのニットを収納したいがために
探した収納。


キッチンのパントリー部分に合う収納も、購入。
そして、一部は使いやすい引き出しを作るべく、木工作業に挑戦の予定。

木工作業の指導をしてくれて、工房を使うことが出来る
すごくありがたい存在。


今回は1つの家→2か所の家なので、調理道具も基本的に
全て買い足しです。動線が定まるまで買えないものもあるので、
それはじっくり検討。


まだまだ完全に落ち着くまでには相当かかりそうだけど、
それ自体が楽しみなのです(^-^)

そして、何より、家自体の手入れもまだまだ先は長い。

私たちはやっぱり家をいじることが大好きなんだな~
って思います。

はやく皆さんに遊びに来ていただるように、頑張りまーす!












2012年5月21日月曜日

引っ越し、一段落。

3日に及んだ引っ越しが、一段落しました。
引っ越し作業に当たっては、本当にたくさんの方の力をお借りしました。

雨の中、そして、夏日の日差しの中、私たちの引っ越しのために
ご尽力いただいて、心から感謝です。

今回の引っ越しで思ったこと、いろいろありました。

一つ思ったのは、歳を重ねるにしたがって、「動く」ということに力が
いるようになってくるのだな、ということ。それが「ストレス」に感じる、
という風に言い換えても良いのかもしれません。

私自身の性格的には相当ぴょんぴょんと移動し、フットワーク
軽いと思うのですが、それでも、やはり今回の引っ越しは大変力が
いりました。

でも、同時に思ったのは、自分自身にたくさんの「何か」が
くっついてしまっているのかもしれないな、ということ。

持ち物の多さ、人間関係、家への思い入れ、これが
少しづつ堆積して、こうして「動く」ことを難しくしているのかとも
思いました。

そういう意味では「歳」は関係ありませんね。




夫と二人で初めて暮らしたメルボルンから、東京に戻るときの
引っ越し荷物は、ちょっと大きめの段ボール2つだけでした。

東京に戻ってからの仕事のあてもなかったし、住む場所も
決まってなかったし。文字通り”何も持ってない”感じでした。


いつの間にやら物が増えて。
一つ一つに思い入れがあって。

今は、それらの物や、思い入れを楽しもう!という思いで、
それらを幸せに愛でています。
そして、その生活を楽しんでいます。

でも最近感じるのは、物を持ち、それを大切に扱い、愛でるには
体力がいる、ということ。

自分の体力にあった物の数を常に維持すると
いうのは、とても大事なことに思います。

40歳の今、私の体力、気力は自分の人生のピークにあるのではないかと
感じています。これは一人ひとり感じ方が違うから、それぞれの人に
あったやり方があると思いますが。

そして、自分たちがこの人生を終えるときには、何も持たずに
すっきりと旅立ちたいな、って感じています。この先自分がどう
感じるのかはもちろん不確定ではあるけれど。


引っ越しの荷解き作業中たくさんの物に囲まれがら、
こんなことを思いました。

2012年5月14日月曜日

ついに引っ越しです

紆余曲折ありましたが、いよいよ、ついに、引っ越しをすることになりました。

今日は、パッキングをお手伝いに来ていただき、家の中がきれいさっぱり引っ越し準備万端となりました。

この家には思い入れがたくさんあります。

自分たちで漆喰を塗って、壁紙も貼って、キッチンカウンターの収納も作り、本棚も作り。

庭も、二人でデザインを考え、何も手入れをしなくても自然にきれいな状態が保てるようにいろいろ工夫しました。





段ボールが積まれた部屋を見ると、万感の思いがこみ上げてきます。
思いだけでなく、涙も。

途中上海にいた2年+αを除いた約7年間、この家での思い出は数限りなくあります。

たくさんの方に来ていただいて、愛していただいた家でした。
足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

みなさんのお蔭で、私たちはさまざまな経験をさせていただいて、楽しく幸せな時間を過ごさせていただきました。

1年に1度ペースで引っ越しをしてきた私たちにとって、この家は本当に特別でした。自分がこの場所にこれほどまでに思い入れがあることも、こうなってみて初めて感じることが出来ました。

感謝と共に、新しい場所、新しい自分への一歩を踏み出したいと思います。

新居―新宿区内と千葉の古民家―が落ち着きましたら、ぜひぜひ遊びに来てください。

*今までHealthy,Tasty&Wiseのクラスに来てくださっていた方々には
転居のご案内等を後日送らせていただきます。

ご挨拶が遅くなりまして申し訳ございませんが、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

2012年5月1日火曜日

バッチフラワーレメディ 2日間セミナー in 福岡



この度、友人の協力により、福岡にて2日間のセミナーを開催することになりました。

2日間にわたり、少人数でバッチフラワーの考え方から38種すべてのレメディの解説までをお話しさせていただきます。

私の作るべジランチとおいしいお菓子つき!

ご興味ある方はお気軽にお問合せください。


【2日間セミナー詳細】
≪日時≫ 5月8日(火)&9日(水)
     両日とも午前10時半~午後3時ごろまで

≪場所≫ 福岡市中央区、大濠公園至近 
    (ご参加決定した方に詳しく道順等お送りいたします)

≪開催人数≫ 最大5名まで(残席2)

≪セミナー参加費≫ 2日間で12,000円

≪セミナーの内容≫
1日目:(1)バッチフラワーレメディってなに?
     ・レメディはどうやって作られる?
     ・フラワーレメディを作ったバッチ博士の想い
    (2)レメディの使い方
       レスキューレメディの使い方
    (3)38種レメディの中の8種類ほどの説明&練習問題

2日目:(4)病気の真の原因について
       ~バッチ博士の著書をもとに考える~
    (5)30種のレメディの説明&練習問題
    (6)各自、自分へのレメディボトルを作る


*2日間のコースには

・レスキューレメディ10mlボトル(ブランデーベース)
・「汝自身を癒せ」の本1冊
・レメディ作成用遮光ボトル1本
・オリジナルテキスト
・両日とも、手作りのベジタリアンランチ&スウィーツ

の、すべてを含みます。

今回のセミナーは、通常行っております「初心者向けセミナー」と
「38種解説セミナー」の内容を全て2日間で網羅する形となっております。

LinkIcon詳しくはこちらをご覧くださいませ。


お問い合わせ・お申し込みはLinkIconこちらへご連絡ください!

2012年4月17日火曜日

今月の、日常のおやつクラス 終了

毎月好評いただいております「日常のおやつ」クラス。

今月は、季節の野草「よもぎ」を使ったクッキー。
そして「甘酒」を使って甘酒スコーンを作りました。
蒸しパンは「よもぎ」と「甘酒」を両方使いました。

よもぎはビタミン、ミネラルが豊富で整腸作用がとてもあります。
肝臓や腎臓を正常に働かせる助けともなり、今の季節は
とくにデトックスの助けになります。

身体が冷えているときには温めてくれ、ほてっているときには
熱を冷ましてくれる=中庸に持っていく力があるといわれます。

また、甘酒はアミノ酸豊富で、ブドウ糖とビタミンBを同時に
とることが出来ます。暑い季節にばて気味の時などに
甘酒をとると、身体がほっとします。昔から夏に甘酒、というのは
季節の風物詩だったと聞きますので、とても助けになる飲み物
ですね。

今月はこの2つを組み合わせておやつを作りました。


まず、【よもぎ甘酒蒸しパン】

よもぎ入り、とプレーンの甘酒蒸しパン

甘酒を使っての蒸しパン作り、以前うまく行かなくて
以来頓挫したままでした。この度、まゆみさんが何度も
何度も試作をしてくれて、おいしい蒸しパンに成功!

オーブンを使ってのお菓子が多い中、どうしても蒸しパンを
作りたかったわけは、蒸しパンは陽性に傾きすぎずに、
お菓子作りが出来るから。

簡単で、すぐにできて、材料も本当にシンプル。
小麦粉、全粒粉、ベーキングパウダー、塩、甘酒、以上(^-^)
よもぎバージョンはよもぎを入れて。

子供のおやつにも、大人のおやつにもちょうど良いんです。

試作に試作を重ねたまゆみちゃんは、蓬の効果のお蔭か、
肌つやがすごく良くなってました。整腸作用などがきっと関係
しているんでしょうね~(^-^)


そして、【蓬クッキー】



これも本当においしいです。

バターも、卵も使っていませんが、サクサクで蓬のほろ苦さが
何とも美味。















【甘酒スコーン】



甘酒スコーンは意外にもちょっとチーズっぽい香り。
甘酸っぱいドライアプリコットや、ドライパイナップルを入れているのがポイントです。

スッキリした酸味と、適度な甘みです。

クッキーみたいなサクサク感も味わえます。

こちらももちろん砂糖、卵、バターなど不使用です。









今月は3品でしたので、お持ち帰りもいっぱい!

ご家族の皆さんにもきっと楽しんでいただけると思います。

来月も美味しいおやつを発表できるよう頑張りますので、
是非いらしてくださいませ♪


************

≪お知らせ≫
来月、引っ越しをすることになりました。
引っ越しの日程の関係で、5月のHealthy,Tasty&Wiseのレッスンの
日程は未定となっております。

日程や内容が決まり次第メールにてご連絡させていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願いいたします。


2012年4月14日土曜日

月の癒し

占星術に興味を持って以来、「宇宙」という存在がだんぜん
興味の対象となりました。

去年出会った本。

「月の癒し」



 
チロル地方に伝わる、心と体を美しく導くための「月のリズム」健康法
―、と帯に書かれています。
 
「健康法」を超えて、すごく気づかされることが多い本です。
 
たとえば今日は満月から新月に向かう「かけていく月」で、月が
みずがめ座にいる日です。
 
星座と体の各箇所は関連性があります。みずがめ座は下肢と関連。
膝から下ですね。
 
こういう日は膝から下の手入れをするのに向き、逆に膝から下に負担を
かけるといつも以上に負担がかかる、といわれます。
 
静脈瘤ができやすい人などはこういう日に手入れをすると良いんだそうです。
 
とても面白いですよね。
 
私が「今日はひざ下のむくみの手入れをしたいな~」と思って
この本をふと見てみると、やっぱりみずがめ座の日だった、とか
「今日は頭のマッサージがすごくしたい!」と思ってこの本を開いてみると
やっぱり牡羊座の日だった、ということがとても多い。
 
こんなふうに自然と感じられていることがすごく不思議。
 
 
数日前から夫が珍しく風邪気味。
というか、春のデトックスって感じの症状です。
 
先ほど書いた通り、月が満月から新月に向かっている今、身体は
デトックスにとても向く時期です。なので、あまり余計なことはせず、
身体の応援をしながら冬の間に溜まった余計なものを出してあげる
助けをする。
 
こんにゃく湿布や、大根湯(大根おろし、生姜、番茶の組みあわせ)を
使って肝臓、腎臓の応援をしています。そして本人いわく、バッチフラワー
レメディのクラブアップルでうがいをするとすごく楽になるそう。クラブ
アップルは、まさしく「浄化」のレメディです。
 
広大な宇宙の中で、地球が回り、その周りを月が回り、季節は巡る。
月は満ちたり、欠けたり。晴れる日もあれば、雨も降る。こうした
大きなリズムの中で、自分の身体や心の変化を観察するのは
とても興味深いです。
 
 
 

2012年4月13日金曜日

千載不朽

私は3人兄弟の末っ子で、多くの大人に囲まれて育ちました。そして都会
育ちの私の周囲には同じぐらいの年の子供はあまりいませんでした。

そんな環境でしたから、ソツなく、(ずる)賢く、大人っぽい子供でした。
要領が良くて、人並みか、それ以上になんでもこなしてしまう。
経験が伴わないのに、出来てしまう。

私がなぜ要領よくソツなくこなせる人だったかと言うと、「周囲の大人が
そう語るのを聞いて」、あるいは「本の中でそう語られるのを読んで」
「だったらこうやればうまく出来るに決まってるじゃない」という計算の
もと、物事に取り組んでいたからです。

人の言ったことをベースにしているから、大きく失敗することもない。
かといって、自分で試行錯誤しているわけじゃないから、大きく満足を
得ることもない。

頭でっかちで、精神的には満足が得られない、という大変望ましくない
状態です。


私が15歳ぐらいだったとき、祖父がお年玉の袋に「知識は千載不朽の宝なり」
というような言葉を書いてくれたことを覚えています。その頃の私は学校での
成績が良かったので、祖父はそれを喜んでくれたのだと思います。

そんな些細なことをはっきりと思い出したのは、インドでのヴィパッサナー
瞑想10日間コースを初めて終えた時でした。

その時私はこう思ったのです。

「私が本当に得たいのは『知識』ではなく『智恵』なのだ」と。
そして、この瞑想法は私に欠けている「経験から得る知恵」
だけが自らの宝になると言っている。「私はやっと自分が求めていたものに
出会うことが出来た。」と。


子供のころから、ごく最近まで、私の中には「言われなくてもわかってる(怒)」
という気持ちが相当ありました。人から何かを指摘されたときに、大きな
反発心としてでてくる気持ち、それが「わかってるよ」「承知してます」
「言われなくても知ってるよ」という気持ちでした。

プンプン怒って、身体が緊張して硬くなって、とてもじゃないけどリラックス
してるとは言えない状況を引き起こしてました。

周りの人が私の行動を見て、あるいは言葉を聞いて、何かを指摘してくれる
とき、明らかに「わかってない」って感じるからこそ言ってくれてるのに(笑)、
そんなありがたい機会にも関わらず、お構いなしに私は「わかってる」って
反発してた。


本当に分かってたら、”分かっている人”の言動が取れるはずだけど、
分かってないから、分かってないように見えるし、事実分かってない。

そんな、明らかに腑に落ちてない状態にもかかわらず、私が
「分かってる」って思い込んでたのは、他人から聞いたから、
あるいは他人の経験を本によって得たから。

「それって全然「『分かってない』っていうんだよ・・・(>_<)」っていうことに、
瞑想をやるようになって、気が付いてしまった。
なんとも、顔から火が出るくらい恥ずかしい。

でも、すごく楽になったんですよね、私は何もわかってない。
だから、一歩一歩経験していけばいいんだ、って思って。

このことに気が付いて以来、数年間、私は全く本を読まない人と
なっていました。まったく読みたくなくなってしまったんです。
全然興味がわかない。


なぜかと言えば、多分、それは、「人がどう言おうが、人がどんな
経験をしていようが、それは他人の言葉、経験。私に今必要なのは、
自分自身の経験。」と思ったからなんだと思います。



ここ1-2年、やっとまた少し本を読むことが出来るようになりました。

本から得るものもとても大事。インスピレーションや知識をもたらして
くれる。

でも、私の場合、明らかに自分としての経験が足りなすぎたんだと思い
ます。そんな時に本を読んでももっともっとバランスが崩れるだけ。
頭でっかちになって、精神的に不安定になる。「わかってる」という思い
ばかりが強くなって、緊張感が生まれる。


「千載不朽」の意味にもあるように(↓下記説明を引用しました)
才は「表面的な才能や能力」。私に必要だったのは「徳」の部分
だった、ということです。

おじいちゃんがこの言葉をお年玉の袋に書いてくれている時、
字を書くことも読むことも出来なかった”学のない”おばあちゃんは、
塵ひとつない家を、またお掃除していました。

いつもきれいに掃除された家、ピシッとたたまれた洗濯物。
そして近所の方には笑顔で大きな声であいさつをする祖母。

祖母の最期は、全く徳に満ちた人にしかできない、素晴らしい
死にかたでした。

全てはバランス。

”おじいちゃん”と、”おばあちゃん”の中庸を生きられるように
なりたいな。


::::::::::::::::::::::::

 *「千載不朽」とは

「いつまでも朽ちずに残ること。

価値を失わずに永遠に残ること。
名声や事業がはるか後世まで伝わること。
載は車+戈+才。

才は川の流れをせきとめる堰を描いたもの。
禹の治水事業に見えるように古代では川の氾濫など水害は災いの最たるものであり、これを制することから才能の「才」の意味となる。

また、戈は古代の武器を示す。
よって、戈+才で断ち切ってとめるの意をもつ。
これに車がつくことで「載」となり、車の荷が落ちないようにしっかりと止める意味となる。」

「才」とは

「表面的な才能、能力。

知識や弁論、詩文などの付属的な能力。
己に付したものであって、己本来のものではない。
尚、人物の分類として才と徳の大小によって論じることがある」


語彙辞典」より引用させていただきました。
















2012年4月11日水曜日

「若者」の私と、「今」の私

40代になって、若いころと違ってきたな、って思うことがあります。
変わらないところもたくさんあるけど。

今でも頭でっかちなところがいっぱいあるけど、以前はもっとそうだった。
自分が正しいと思うことにこだわって、そこにエネルギーをいっぱい注いでた。

それは”若者らしさ”だよね~って最近思う。

家族や近しい人に、脳疾患や心疾患、あるいはがんや糖尿病が
多かったから、「健康」というのは私にとって重要なキーワードだった。
だから食事も、生活習慣も、運動も、自分で自分を調える術、という
ものにすごく興味があった。

自分が自分の責任者である、という思いがすごく強かったから(今でも
それはすごく強い)、他人が、自らのことを他人任せにするのが許せな
かった。医者任せにしたり、薬やお酒で一時しのぎしたり、ごまかしたり。

そうやって自分に向き合わない暮らしを続けた結果、自分にも、
周りの人にもあまり幸せとは言えない結果をもたらすことは明らか
だし、それを見るのはもうイヤ、という思いがすごくある。

他人任せ、一時しのぎ、の医療があたりまえの今、薬は売れて、
業界は儲かる。(薬が必要な場合ももちろんあるから全てを
否定するわけじゃないです)

好き勝手に暴飲暴食をする毎日も、経済活性化に貢献してる、
と言えば聞こえはいいのかも。

放射性物質には気を付けるけど、毎日食べているものがいかに
ヘンテコなものか、にはあまり目もむけない。甘いものたべたり、
お酒飲んだりしてごまかし、ごまかし、生きていく。

私もごまかし、ごまかし、生きていくほうが楽かも・・・って思うこと
がある。実際、すべてに向き合うことなんて、到底できてない。

若者の私だったら、こういう世の中に怒り心頭で、なんとかそれを
表現したいと思っただろう。もちろん、そういう思いをきちんと主張
することはとても大事なことだと思う。

今の私はそんなに若者ではなくなってきたので(笑)、自分の中の
そういう”熱い”想いを自覚しつつ、そして同時に、今の自分で、
自分のレベルで出来ることはなんだろう、って思う。

世の中変えられるほど影響力はないけど、一人で出来ることは、
今、できる。

私にできることは、薬や、一時しのぎのごまかしを出来るだけ使わ
ずに、自分で責任を持って自分の手入れが出来るようになる方法
を紹介し、実践できるようになる手助けをすること、ではないかと思う。

何かを批判したり、評論したり、ネガティブな感情を抱くのではなく。


家族や周りの人たちが次々と病気になって死んでいった。
そのお蔭で、あんなに好き嫌いが多かった私が健康的な
食生活に目覚めることが出来た。

イギリスで過ごした2年間のお蔭で、ホリスティック栄養学や
バッチフラワーレメディ、イリドロジーを学ぶことが出来て、ホメ
オパシーやキネシオロジーなどの他の療法も体験することが出来た。

精神的にも、肉体的にも相当試練だった(笑)上海での生活
のお蔭で私たちはヴィパッサナー瞑想法に出会うことが出来た。

友人の支えのお蔭で、クッキングサークルを始めることが出来、
健康を支える料理についての学びが深まった。そして、多くの人
に出会うことができる機会を得ることが出来た。

私を、私という人間に育ててくれたすべての人と、すべての機会に
感謝しつつ、今できることをやっていきたいと思う。

2012年4月10日火曜日

日常のおやつクラス よもぎ、蓬♪

今月の【日常のおやつクラス】は、甘酒とよもぎを使ったおやつです。

 4月14日(土)午前10時半~
 4月17日(火)午前10時半~


最近の麹ブームで、気軽に甘酒を手に取ることが出来るようになりましたね。
今回は、米麹と胚芽米を使って自宅で甘酒を作る方法をお教えし、
その甘酒を使って作るスコーンを紹介します。

そして、春のデトックスをサポートしてくれる頼もしい野草「よもぎ」を
使ったクッキーと、蒸しパンをご紹介。蒸しパンは甘酒+蓬を使います。

季節を感じながら、身体に負担のないおやつを楽しみましょう!

まだ空席ございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
詳しくはこちらへ♪


≪蓬クッキー≫
卵も、バターもなしですよ~♪
甘味はメープル&甜菜糖シロップです。

2012年3月21日水曜日

春がきた!


昨日、今日ととても良いお天気!
春が来た!という気分。

我が家の庭の植物たちも勢い良く芽吹きました。
山椒、姫ウツギの新芽が柔らかく、芹は春の陽を浴びてぐんぐん大きくなっています。

さて、私も春のクレンジング開始、という気分になります。

春は肝臓の排毒の季節。
冬の間に溜まったものが一気を一気に身体の外に出そうとするのが身体の働き。
内蔵の働きがうまくいっていないと、この春の排泄のものすごい勢いによってバランスを崩してしまいます。

なので、この時期、身体の排毒をサポートしてあげるのがとても良いんですよね。

私の周りにいる方達は、こういうことにとても積極的。
だから春の不調も「身体ががんばってくれてる!」と受け止めて、それをサポートするすべを知っています。

普段から冷えとり重ね履きソックスを履いて、冷えを貯めないというのもその一つ。
冬の終わりぐらいから靴下に穴があく頻度が増します。これも排毒の現れ。

私はこの時期になるとこんにゃく湿布で、肝臓や腎臓のあたりを温めて、内蔵が
少しでも楽に働けるようにサポートしてます。

他にも、(もう少し暖かくなれば)、正しいジューサーで絞った、絞り立ての人参/りんごジュースを
朝飲んだり、食事の量を減らして身体への負担をかけないようにしたり、大根おろしを頻繁に食べたり•••と、
身体の状態に応じて様々なサポートをします。

こうした手当をするには、まず、自分の身体を普段から観察して、今自分の身体がどんな状態なのかを感じ取れることが大切。そして、状況に応じた手当を選択し、実行する。

こういうことは普段から常に意識をもっていないと、付け焼き刃でやろうとしても出来ません。

なので、毎日毎日自分の「今」の状態を知って、自分の責任でケアして行く、という意識で過ごしているか否かで大きく道がわかれます。

手前味噌ですが、私が提供してるパーソナルケアというプログラムでは、食事、生活習慣を見直しながら、季節ごとのサポートもお教えしつつ、自分で自分の心と身体の手入れが出来るすべをお伝えしています。

これは私自身が試行錯誤しながら身につけてきた知識や知恵を、一人ひとりにあったやり方で効率的に紹介したいという気持ちからやっています。いきなり自然なやり方で身体の手入れを使用としても、何から手を付けていいか分からない、という方に、完全なプライベートプログラムを考え、一緒に実行していきます。

本格的にこのプログラムを始めてから1年が経ちました。この間、このプログラムに参加してくださったかはほぼ100%成果をあげています。私自身こんなに素晴らしい成果がでるとは、びっくりするほどです。

本気で自分自身と向き合う意思がある方には、すごくおすすめです。
春から新たにスタートしたい!という方はぜひ声をかけてください。

一緒にがんばりましょう!

HP:パーソナルケアプログラム

2012年3月16日金曜日

「気づき」と「平静さ」

ヴィパッサナの修行の中で、繰り返し、繰り返し語られること。

「『気づき』と『平静さ』は荷車の両輪。
どちらも同じように育てていくことで、まっすぐに進むことが出来る」


繰り返し、繰り返し、何度も何度もこの言葉を聞いているはずなのに、
私は去年の10日間コースの時に初めてこの言葉の重さに気が付きました。

それはきっと、私の中でやっと少し「平静さ」が育ってきたからだと思います。

「平静さ」って何なのかが分からなかった時には、いくら同じ言葉を聞いたって全く理解できていなかった。やっとその片鱗に触れることが出来て、この言葉の示すことがいかに大切なことなのかがようやく少し感じられるようになったのだと思います。

私は明らかに「気づき」の車輪が大きくて、「平静さ」の車輪は無いに等しい人だったな。
今になってようやくわかる。

-あっ、大きいって言っても「平静さ」の車輪に比べてってことね。全然気づきのレベルは低いんだけど・・・(汗)-

ヴィパッサナーに出会い6年ちょっと。
「修行が足りない」という言葉を心の中で繰り返す自分がいます。


2012年3月1日木曜日

非日常のおやつ

日常のおやつ」クラスを好評実施中ですが、そんな中、
3年目となりましたチョコレート作りのクラスも大好評実施中です。

「日常のおやつクラス」とは打って変わってこちらは「非日常のおやつ」。
というか、おやつ、という表現すら申し訳ない感じ。

今年もさっちゃんに先生をお願いして、こんな素敵なチョコレートを
作っています。

昨年までの2年はスウィートチョコとホワイトチョコを両方1日で
やり、6種類以上を1日で作っていたため、参加している皆さんに
大変負担がかかっていました。

今年はスウィートチョコを使うクラスと、ホワイトチョコのクラスを
分けました。その結果、参加者の皆さんが最後までとても楽しく
作業をすることができ、とても好評です。

楽しんでいただけることが一番!なので、私たちとしてもとても
嬉しいです。

今日のクラス終了後の試食の場面はこんな感じ。



ホワイトチョコが光り輝いてます♪

1年に一度のみんなの楽しみ。
こーんな美味しいチョコレート食べられるのは本当に幸せです。


日常、と、非日常、のバランスがとても大事ですね。
ともに楽しめるように、しっかり生活していきたいです。








2012年2月21日火曜日

2月24日(木)、25日(金)日常のおやつクラス

無理なく楽しみながら自分の食生活と向き合いたい・・・

子供に健康的でおいしいおやつを作ってあげたい・・・
市販のスウィーツは食べるのがつらい・・・
などと感じている方。

簡単に、おいしいおやつが作れるように、そして楽しめるように。
そんな思いを込めてご用意したクラスです。
是非ご参加ください。


*2月 24日(金)午前10時半~13時まで 
*2月 25日(土)午前10時半~13時まで

料金: 3,500円

今月のおやつ: ビスコッティ&ココアブラウニー

ビスコッティやブラウニーに相性ピッタリのコーヒー。
試食の際、最高品質のコーヒー、Grand Cru Cafeをお楽しみいただきます!

参加希望の方は、こちらをごらんくださいませ♪




ただいま!

イギリスより戻りました。

東京寒い~(>_<)

ロンドンはびっくりするほど暖かくて、相当気合を入れて防寒グッズを持って行った割には手袋もなしで外を歩けるほどでした。

今回の滞在中は今まで足を踏み入れたことがなかった”Posh!”なロンドンをちょっと体験することができました。

滞在中のお話は少しづつ書いていきますね~♪

2012年1月16日月曜日

2月のHealthy,Tasty&Wise スケジュール

1月22日から2月19日まで約1か月イギリスに行ってきます。
申し訳ございませんが、2月のクッキングサークルはお休みと
させていただきます。

2月は3つの企画をご用意いたしました。
いずれもとっても魅力的ですので、ぜひぜひお誘いあわせの上
ご参加くださいませ。

企画① ≪簡単!おいしい!毎日のおやつを作ろう!≫

1月に実施しましたサツマイモのスコーン、そしてアップルクランブルは
皆さんに大好評でした。

バターや生クリームなどを使わなくても、大変おいしいお菓子が出来ます。
日常のおやつに是非作っていただきたいレシピです。

2月はココアブラウニーとビスコッティを作ります。試食の際に
相性ばっちりのコーヒーをお入れします。

しかも、世界最高品質のGrandCruCafeを味わっていただき
ますよ~(^-^)




Micafetoのページより写真を拝借いたしました。

詳しくはこちらをご覧くださいませ


企画②<毎年大好評企画!!>手作りチョコレートの会♪

ことしも成瀬佐智子さんを講師にお招きして、手作りチョコレートの会♪
を実施いたします。

レッスン日程と内容は以下の通りです。
なお、定員は各日にちとも4名です。


●2月26日(日)午後1時から5時まで

スウィートチョコレートを使ってのレッスンです。
毎年大好評のカルバドス、キュラソー、アマンドショコラの三種類を作ります。
レッスン代金:7,000円

●2月28日(火)午後1時から5時まで

26日と同じ内容のレッスンとなります。
レッスン代金:7,000円

●3月1日(木)午後1時から5時まで

ホワイトチョコレートを使ってのレッスンです。
ブールドネージュ、バレンシアン、抹茶の三種類を作ります。
レッスン代金:7,500円

●3月3日(土)午後1時から5時まで

3月3日と同じ内容のレッスンとなります。
レッスン代金:7,500円


**なお、スイートチョコレートを使ってのレッスンとホワイトチョコレートを
使ってのレッスンの両方にご参加の場合はレッスン代金は併せて12,500円となります。





企画③ 遂に実現!!世界最高のコーヒーと手作りチョコレートのコラボ企画♪

コーヒーを飲むのが苦手だった私に、コーヒーを楽しむ世界の
扉を開いてくれたのが、川島良彰さんの手がける世界最高品質のコーヒーでした。

栽培から加工・輸送の条件が一般のコーヒーと全く異なるこの

コーヒーは、今までコーヒーを飲むと具合が悪くなっていた私に
衝撃をもたらしました。

今回は川島さんの手がけるコーヒーの中でも特にチョコレートと

相性の良いものをセレクトしていただきました。そして、貴重なお話
と共に、コーヒーのおいしい淹れ方を学べる機会となりますので、
是非ふるってご参加ください。


川島さんのコーヒーについて、詳しいことは
こちらをご覧ください。

日時:3月4日(日)午後2-4時まで
場所:MiCafetoコーヒーセラーにて
http://www.mi-cafeto.com/topics/shop.html
参加費6,000円(コーヒーの淹れ方実習、チョコレート付き)
定員:20名



私がこちらのコーヒーについて書いた記事は
こちら



なお、普段はコーヒーセラーのオーナーしか手に入れられない

コーヒーをこの日にセミナーにご参加いただきます方限定でご購入
いただけるよう交渉いたしましたところご快諾いただきました。

他では決して購入出来ない最高のコーヒーを是非お楽しみ

いただきたいと思います。


以上3つの企画、いずれも先着順での受付となります。
ご希望の方はお早めにご連絡ください。


詳しくは、または参加希望のご連絡はこちらをご覧くださいませ


詳しくは、または参加希望のご連絡はこちらをご覧くださいませ

kominka

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