2012年5月21日月曜日

引っ越し、一段落。

3日に及んだ引っ越しが、一段落しました。
引っ越し作業に当たっては、本当にたくさんの方の力をお借りしました。

雨の中、そして、夏日の日差しの中、私たちの引っ越しのために
ご尽力いただいて、心から感謝です。

今回の引っ越しで思ったこと、いろいろありました。

一つ思ったのは、歳を重ねるにしたがって、「動く」ということに力が
いるようになってくるのだな、ということ。それが「ストレス」に感じる、
という風に言い換えても良いのかもしれません。

私自身の性格的には相当ぴょんぴょんと移動し、フットワーク
軽いと思うのですが、それでも、やはり今回の引っ越しは大変力が
いりました。

でも、同時に思ったのは、自分自身にたくさんの「何か」が
くっついてしまっているのかもしれないな、ということ。

持ち物の多さ、人間関係、家への思い入れ、これが
少しづつ堆積して、こうして「動く」ことを難しくしているのかとも
思いました。

そういう意味では「歳」は関係ありませんね。




夫と二人で初めて暮らしたメルボルンから、東京に戻るときの
引っ越し荷物は、ちょっと大きめの段ボール2つだけでした。

東京に戻ってからの仕事のあてもなかったし、住む場所も
決まってなかったし。文字通り”何も持ってない”感じでした。


いつの間にやら物が増えて。
一つ一つに思い入れがあって。

今は、それらの物や、思い入れを楽しもう!という思いで、
それらを幸せに愛でています。
そして、その生活を楽しんでいます。

でも最近感じるのは、物を持ち、それを大切に扱い、愛でるには
体力がいる、ということ。

自分の体力にあった物の数を常に維持すると
いうのは、とても大事なことに思います。

40歳の今、私の体力、気力は自分の人生のピークにあるのではないかと
感じています。これは一人ひとり感じ方が違うから、それぞれの人に
あったやり方があると思いますが。

そして、自分たちがこの人生を終えるときには、何も持たずに
すっきりと旅立ちたいな、って感じています。この先自分がどう
感じるのかはもちろん不確定ではあるけれど。


引っ越しの荷解き作業中たくさんの物に囲まれがら、
こんなことを思いました。

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kominka

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