
お菓子作りのプロ級の腕を持つ、クッキングサークルの
メンバーのお友達のお宅で、一緒にチョコレート作りを
させていただきました。
チョコレート大好き♪な私は、「チョコレートは出来たてが
一番よ!」という彼女の言葉に胸躍らせて出かけました。
チョコレートは繊細な作業が要求されるということは聞き
かじってはいたので、少し緊張。でも、頼りになるお友達に
おんぶにだっこ状態で、↑のような作品が完成!
夢のようなチョコレートの世界を体験することが出来ました。
日に2度3度と食べる「食事」と違って、お菓子は基本的に
オプショナル、な存在。贅沢で、ゆとりの心持をもたらして
くれます。
一緒に作業をしながら「心のゆとり」を改めて思いなおし
ました。
スペインに行って目にした光景の中ではチョコレートは、
朝のバールやカフェで「ホットチョコレート&チュロス」
という形で日々の暮らしの中に存在していました。
一方、今回作ったようなチョコレートはあまりに優雅で、
あまりに幻想的で、現実とは別の次元にあるような、そんな
空間を感じさせるものです。フランスというお国柄を否応なしに
思います。
どちらもチョコレート。
でも、全く違う世界が繰り広げられている。
そのことに「目からうろこ」な感じがしました。
今の時期、街中にはチョコレートがわんさかあふれています。
お金を出せば手に入ります。
チョコレートを日常のものとして飲む、食べる。
嬉しいし、手軽だし、それも楽しみ方の一つです。
でも。
今後、1年に一度は、このバレンタインで街中が盛り上がる時期、
敢えて、是非、ゆっくりと丁寧にチョコレートを作り愉しみたい、
と、心から思いました。
普段テンポが速い私だからこそ、この時の流れが止まったような
ゆとりを改めて大事にしたいと思うのでしょう。
出来たてのチョコレートのおいしさは言うまでもありません。
いくら食べても、す~っと身体の中に染みいっていく。
重さも、嫌な感覚も何もない。
ただただ、安らぎの時間を彩ってくれます。
一粒、一粒、大切にいただきます♪
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
子供のころからチョコレートが大好きだった私。
10年ぐらい前にベルギーを訪れた時、そのおいしさに
衝撃を受けました。今回作ったチョコレートと同じように、
重さも、嫌な感覚も全く受けない。ただただ、スーッと
身体に入っていく。幸せ感と共に。
以来、ジャンクなチョコレートは食べないと心に誓ったものでした。
2年前にバイヨンヌを訪れた時も、ホットチョコレートを飲みながら、
「ポリフェノールたっぷり~♪」と、なんだか飲んだ後に元気になる
感覚がありました。
質の良いものはいつでも間違えないおいしさを提供してくれますが、
その上に大事なのはやはり「出来たて」ということ。いくら高級
チョコ屋さんでも、時間が経っているものは間違いなく酸化した
油の味がします。
酸化した食べ物ほど身体に悪いものはない。
クッキングサークルでもこの「酸化」については繰り返し
繰り返し話をしています。
新鮮であることがどれほど貴重であるか。
チョコレートで、改めてそれを実感しました。
フレッシュな日々を送りたいです♪
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