2009年12月6日日曜日

This is it



立て続けに何人かの方に話を聞き、"This is it" を見に行きました。
見終わった後、非常に複雑な心境でした。


マイケルジャクソンのThrilerが全世界で熱狂となった時、
私は中学1年生。英語を習い始めたばかりで、
"BEST HIT U.S.A."を見るのが毎週楽しみでした。

まさにスーパースターで、歌がうまくて、ダンスがうまくて。
ファンだったわけではないけど、だからこそ、その頃の印象が強烈に残っています。


どんどん姿が変わり、いろいろな話が語られてはメディアに流される・・・

亡くなった時もテレビなど見ていないので、久しぶりに見た
マイケルの姿がこの映画の中の姿でした。


Billy Jeanや、Thriller、Beat itなどの歌は、
当時を思い出してワクワクし、思わず体が動きましたが、
その溌剌としてパワーにあふれ、才能をいかんなく発揮していた頃とは
違う人がいるように感じ、"Fragile"という言葉が浮かびました。


ここ数年は精神的に大変な時間を過ごしていたと聞きました。
それでもここまでのパフォーマンスが出来ることは本当に驚異的です。
これがスーパスターというものかと感嘆するほかありません。

麻薬性鎮痛剤、睡眠薬などをとることを選択しながら生きるのは、
そしてそんな中でもあれほどのプロフェッショナリズムをもって
ステージをやるということはどんなに重く、苦しく、
辛いことだったでしょう。

しかし、同時にそれが彼の最高の幸せだったからこそ、
彼はその生き方を選んだのだろうなあ、と思いました。


帰宅してから、かつてのPVをYou Tubeで検索し、
見てみました。

"Smooth Climinal"


完璧にかっこいいダンス、完璧にうまい歌。
同じ時代にこんな素晴らしいものを見ることが出来たことを
ありがたく思います。


✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾


たくさんの人に囲まれているマイケルジャクソンを見ながら、
孤独について考えました。

さみしい、という感情は人間にとって一番厄介なものだな・・・と。

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kominka

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