2009年12月16日水曜日

キムチ

10年ほど前、ロンドンに住んでいた頃、どうしてもキムチが
食べたくなって、自分で作ってみました。

中華街で白菜を買い、West Indiesの人たちが行くマーケットで
桜エビぐらいの大きさの干しエビを買い、インド人マーケットで
辛くなさそうで香りがよさそうなトウガラシを買い、手持ちの
昆布やするめを小さく切って、適当に作ったのが私の作った
初キムチでした。

こんなキムチでも、涙が出るほどうれしかった記憶があります。

そのころ、私は漬けものが嫌いでした。
ぬか漬けも、浅漬けも、なんでも苦手。
でも、漬けものが乳酸菌いっぱいで身体に良いのは分ってる。

どうしよう。

そこで「キムチなら食べたいぞ!」と思ったのでした。

以来、作り方は変化したものの、我が家の食卓には
手作りキムチが並ぶようになりました。




今年になって、石川県の魚醤を使うようになり、
以前より一層おいしくなりました。
化学調味料が入っていないキムチは、発酵していく過程で
その経過を楽しむことができ、冷蔵庫で3カ月ぐらいは
平気で持ちます。

すっぱくなったキムチはお料理に最適。

昨日はと~っても寒かったので、キムチ鍋にしました。
乳酸菌が死なないようにキムチを入れてからはすぐに火を止め、
おととし仕込んで保存してある手作りみそも溶かしいれます。
お野菜もいっぱい入れて、身体がほっこり温まる~♪


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温かいお鍋を食べながら、実は私は胃がムカムカしていました。
もう食べたくない~、気持ち悪い~。

冷えている胃は温かいものが入ってくるのが嫌なんです。
それに、休みたいからもう食べてくれるな、っていうサインでもある。

そういう時は温かいものを少し食べて、もういいな、というところで
止めておく。そうしないとまた悪循環。

たくさん食べる→
胃が疲れる→
胃が冷える→
冷たいものがほしくなる→
冷たいものを食べる→
また胃が冷える・・・

私は子供のころすごく小食でした。
もともと胃腸に毒素をたくさん抱えていたんだと思います。
だから、たくさん食べられなかった。

でもある時期からとてもたくさん食べるようになりました。
それと同時にもっと体重が減った。
そしてもっと食べないと!と食べれば食べるほど
痩せて行きました。

太るためには食べない、そしておなかを温める、
ということを本で知り、朝ご飯を食べず、
一日1-2食になりました。胃を休ませるために。
そして運動、身体を温めること、正しい食事、とやるうちに
やっと元通りに戻りました。

私は食べることが大好きなので胃に相当負担をかけています。
きちんといたわってあげなくてはいけません・・・。

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kominka

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