2011年6月13日月曜日

美味しい、おいしい、パン♪

私もかつて、厚切りのフワフワパンをトーストし、
バターやジャムを塗って食べるのが好きだった
時代がありました(← 遠い目(-_-))

食パンの白い部分だけ使った菓子パンとかも
好きだったし、クリームやチョコレート使った
おやつパンも好きでした。


オーストラリアに住んでいた時、パンに亜麻の種や
大豆が入ってるのが画期的!に美味しくてびっくり。
食パンと言えば白いものしか知らなかった私は、ライ麦
や全粒粉を使ったパンに目からうろこの思いでした。

パン屋さんに並ぶ見たことない色や形をしたパンを
買ってきては食べるのが楽しくて、中に入ってるのは
なんだろう?と分解しながら(笑)食べたりしてました。


そして、イギリスに住むようになって、スーパーに
並ぶパンのあまりの不味さに(失礼・・・)自分でパンを
焼くように。パンの本を買い、オーガニックの小麦粉を
探し、生イーストをイタリア人街まで買いに行ってみたり。

サワードーに挑戦するも、発酵がいまいちで、焼きあがった
パンからはどう考えても”味噌”としか思えないの香りが
漂ったり・・・(^_^;)なんてこともありました。


また、ユーロスターに乗ってフランスに行くと、そこには
「なぜトンネルを抜けるだけでこんなにおいしくなっちゃ
うんでしょう!?」という衝撃のおいしさのパンやクレープ。

日本人がお米の味にこだわるように、小麦の国にはこんなに
美味しい小麦のパンやその加工品があるんだ!小麦の味が
わかるパンってなんて素晴らしいんだろう!感動しました。

日本人にとっての主食はお米。主食が小麦の国もあり、
ジャガイモの国もある。イギリスのジャガイモの美味しさも
本当にびっくりでしたし。

その土地に適した作物が人々の主食となる、というのが
本当に深くうなずけることで、やはりその土地でそれを
食べるのは本当においしいのだと心から納得したものです。


以来、私にとってパンはお菓子ではなくなりました。
そして、日本でもお菓子ではないパンが少しづつ街中で
買えるようになりました。

それでもまだまだ日本人にとってパンは ”娯楽”の
カテゴリーだと思います。心身を作ってくれる食、に
ふさわしいパンは本当に探すのが難しい。

だから、私は自分でパンを焼きます。日々の自分の食を
支えてくれるパン。

全粒粉100%、塩と酵母だけ。クッキングサークルの第1回
でこのパンの作り方を紹介していたのも、心身を作る基本
となる食の一端を担うパンを、娯楽というカテゴリーにして
欲しくなかったからでした。


でもでも。美味しいパンを買って食べたい、という気持ちも。
そして、パンを頬張って幸せ~で楽しい気分になりたいことも。


瞑想センターでいただくパンが美味しくて、おいしくて。
このパンを焼いているのはどんな方なんだろう?と想いを
抱いて数年。

やっとそのパンが買えることを知り、北海道から送って
頂いたのでした。

RAMACIPAN



3000円のセット。こーんなにたくさんのパン♪





パンを焼いて送ってくださる美穂さんはパンの説明書(!)
もこんなに可愛く書いて送ってくれます。これも楽しみ♪


身体にスーッと同化していく感じがするんですよ。美穂さんの
パンは。粉がいいとか、水がいいとか、もちろんそういうことは
理由の一つなんだろうけれど、それだけじゃないんです。

なんの違和感もなく、からだに染み入っていく感じ。噛んで、
味わって、そして体の一部となっていく感じ。
(美穂さんが瞑想者でいらっしゃることも、私にとっての
安心感の大きな理由の一つだと思うんだけれど(^-^))


こういうパンを私の大事な人たちに食べてもらいたいです。

私の大事な人たちが、自分自身を大切にするその一つの
すべとして、こういう大事に作られたパンを食べてもらいたい。


私のエゴ、私のこだわりなんだけど(笑)。


大量生産の、その辺の、食べ物を食べると、自分自身に
真摯に向き合えない気がする。そのためのパワーを授けて
もらえないように思う。

美穂さんのパンは、優しくて、幸せで。でも大きな力をくれる。
そして何より美味しい(^^♪


ブログを書いてたらパンが食べたくなりました。
今日のお昼は美穂さんのパンを食べよう(^^♪っと。

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kominka

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