2013年5月9日木曜日

只管打坐

【只管打坐】
余念を交えず、ただひたすら座禅すること。

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今年2-3月にかけて参加した、20日間の瞑想コース。
10日間以上のコースに坐るのは初めてのことでした。

昨年9月に10日間コースに参加した時、自分の中で、
長期コースに坐る準備が出来た、と感じました。それと同時に
10日間という期間では越えられない壁のようなものを感じました。

どうしても、頭で、理屈で、コントロールしている感じや、
理性で理解しようとしている感じが越えられない。
ただひたすらに・・・という部分がもっとやってみたい。

10日じゃ足りない、もっと長く。
そうして今年、20日間の修行をする機会に恵まれました。

朝4時半から夜9時まで、食事などの時間を除くすべての時間を
ただひたすらに坐る。来る日も、来る日も、視線も上げず、喋らず、
読まず、ただただ一人で瞑想する。

自分に起きていること、湧き上がる思考や感情を一生懸命
理屈で理解したり、整理したりしようとするんだけど、ある時もう
疲れちゃって、「もういいや!」って。

「もう十分やった。もういい」って思えた。なんか1つ壁を越えられた
感じがしました。

頭で考える自分の癖を心ゆくまで堪能出来て、もういいやって
なるまで実感できた。何事もバランスだから、少しバランスとれると
いいな。


只管打座。
ただひたすらに、ひたすらに。
まだまだ自分が知らない世界が果てしなく続いている、
その道を歩くのを楽しみに感じています。







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kominka

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