2003年に空港が出来て以来、格段に便利になり、
是非!と思う気持ちが高まりました。
そう思いつつももう7年も経ったのですね・・・
ということで、やっと能登への旅、実現(*^_^*)
羽田からANAで一路能登空港へ。
冬の能登は雪が大変そうですが、
能登空港は除雪に命をかけているそうで、
雪のために欠航、ということは今まで全くないそうです。
(濃霧などのため着陸できず、ということはあるそうです)
現在能登空港では「能登空港冬季キャンペーン」を実施中。
羽田→能登便の搭乗者の中から2名に加能ガニ(ズワイガニ)が
当るというキャンペーンが行われています。

1時間の飛行時間で本当に「あっ」というまに能登に到着。
こんなに便利なのですね~!
到着ロビーに出ると・・・
夫「ひろこ!当ってる!!」
そうなんです、私、カニ当りました~♪
私ってば、結構こういうもの当るんです。
ありがたき幸せ♪
幸先超良好な感じで、能登の旅がスタート。
能登はやっぱり厚い雲に覆われていて、
どんよりした空模様。
この湿気の多い気候が、漆塗りにぴったりなのですよね~。
ということで、漆塗りで有名なかの地へ。
輪島への移動は、「ふるさとタクシー」を利用。
http://www.notohantou.net/access/hurutaku_yoyaku.html
乗り合いタクシーで、空港と町の移動をサポートしてくれる制度で、
能登空港の成功の要因の一つになっているようです。
例えば輪島まで片道30分ほどかかる移動が700円で可能。
他にも能登町方面とか、和倉温泉方面、とか、
いくつかルートがあり格安で移動ができます。
今回の旅で本当にお世話になったふるさとタクシー。
とっても便利です。
この日お世話になったのは「お宿 たなか」

1泊2食付きで8,400円~、というお手頃な料金で滞在でき、
拭き漆で磨かれ、お香の香り漂う、アットホームな
お宿です。
お料理も食べきれないくらいの夕食。
能登のお食事はたいそうお酒がすすんでしまい危険です(>_<)

輪島塗の器で頂く夕餉に笑顔笑顔のお食事でした。
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
夕方、宿に荷物を置いて輪島の町を散策しました。
もちろん言わずと知れた輪島塗の町。
輪島塗を扱うお店が軒を連ねています。
東京御徒町にて漆を扱う播与漆行(はりよしっこう)さんで
4年前から漆塗りを習っている夫。
夫が漆塗りに取り組んでいる姿を傍で見させてもらっている
お陰で、私も漆塗りがいかに気の遠くなるような作業を経て
作られているかを実感してきました。
今回、輪島の町を歩き、この街が間違いなく
日本を代表する工芸品である漆塗りの「聖地」であることを
深く深く実感しました。
東京には日本から素晴らしいものが集まっている、というのは、
ただの錯覚で、この街に来て初めて触れることが出来る
「本物」が溢れているということを思い知りました。
輪島を訪れる前に、漆塗りについて幾ばくかではありながらも
見聞きして来てよかったと、の想いが湧き、
私にとってパーフェクトなタイミングで能登に来ることが
出来たことを感謝しました。
そう思うと、漆かぶれで腫れあがった手を擦りつつ、
この街を訪れることが出来たのもなんだか感慨深いものです(笑)。
今まで行った漆塗りの美術展で印象深かったものはこのふたつ。
・japan 蒔絵 ―宮殿を飾る 東洋の燦めき―
・漆芸会の巨匠 人間国宝 松田権六の世界
ひっそりとして、静かな輪島の街には生きた芸術作品が
溢れていました。生活に密着した芸術が好きな私たちには
街全体が”作品に手を触れることが出来る美術館”みたいでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿