早いものではじめてからもう5年になります。
漆塗りは本当に根気のいる仕事。
塗る、という作業よりも丁寧に研いだり、乾かしたり、
と手間も時間もとてもかかります。
しかし、手間暇かけて出来上がった作品の素晴らしさは
息をのむほど美しい。
そして、夫の丹精がこもった器は我が家の宝物。
時間がかかるから、そんなにたくさんの作品が
次々と出来上がるわけではない、というのも良い。
器への愛しさを感じます。
今まで作ってくれたもの。

輪島の漆塗り関係の方にも「とても良く出来ていてびっくり!」と
言っていただいたお皿。素晴らしい出来栄えです。

苦労して仕上げた大きなお椀。
お雑煮やおうどん、おそばなどがグレードアップ!
そして今回の作品はこれ。

手になじむお気に入りのお椀が欲しくて、2人で形を選び、
2種類作ってもらいました。
そして、小さなお皿はお惣菜をちょこっと盛るのに便利な
サイズ。
早速食卓に並べて愉しみました。

私達は2人とも「実用の美」が好き。
こうしてお気に入りの物たちに囲まれて過ごすのは
何よりのしあわせです。
将来、歳をとったら、今手元にある食器は全て処分して、
夫の作ってくれた応量器だけで日常を過ごす、というのも
ちょっと憧れます。
そうやって、何も持たずに土に還りたいな、なんて思います。
いいね~
返信削除すごいなー今度是非見せてください。
コメントありがとう♪
返信削除今度我が家に遊びに来た時にとくとくと自慢させていただきます~(^-^)